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器用貧乏が全方面にキラわれる理由

わたしはめちゃくちゃ重宝される。

まず、タイピングが速いし文章が書ける。

写真が撮れるからカメラマンをアサインしなくていい。

フォトショが触れるからアイキャッチも作れる。

イラストや簡単なマンガも描ける。

バンドをやっていたので、歌がうたえて人前でMCをすることもそんなに抵抗がない。

ブログも書いている。

まだ発展途上だけどグラフィックレコーディングもできる。

何だかんだ言って便利な存在である。


でも、ものすごく嫌われているとも思っている。

全領域の人に。


若干被害妄想も入ってると思うが、自分の領域に中途半端に踏み込まれるのは誰もが嫌がることだと思う。

中途半端な技術は、その道の人をちょっとイラつかせる。

初心者で、真摯に向き合って努力をしているならまだしも、わたしの場合はいろんな領域にちょっとずつ足を踏み入れていて、しかも器用だからまあまあやれてしまっている。


わたしだったら、気に食わない。


ライティングをしていたと思ったらカメラを手に取っていて、イラストを描いていたと思ったら歌を歌っている。

どれもものすごいうまいわけではないし、極められていないけどやれてしまっている。

なんなんだお前。

敵対視されているなんておこがましいことは言わないが、縄張りに踏み込んでくる嫌なヤツだと思う。

それもぜんぶわかっている。


でも、わかっているけど器用貧乏はやめられない。

ちょっとでもやれるのであれば、手を出してみたい。経験してみたい。自分でやりたい。

そんな欲張りなのが器用貧乏なのだ。


じゃあどうすればいいのか、といえば、もうドヤ顔でやりきるしかない。

領域を汚すことが後ろめたいのなら、それなりにやりきって結果を出す。

そうして器用貧乏を超えて器用器用になっちゃえばいいと思う。

たぶん。

自分自身が器用貧乏なので、どうしたら嫌われないかなんてうまく言えないけど。

多分どうしたって嫌な思いはさせちゃうけど。じゃあ文句の言われないところまでスキルを上げてぜんぶ一人前になっちゃえばいいのかもしれないね、という話でした。



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