はじめまして。ライターのいしかわゆきです。現在フリーランス歴は5年目。インタビューをしたり、記事を書いたり、本を作ったりと、主に「書く」仕事を生業として生きています。

わたしが「フリーランス」という言葉を知ったのは社会人3年目の春のことでした。

新卒で入った会社を1年半で辞めて、その転職先である会社も1年半で辞めて、かなりのダメージと社会不適合者みを感じつつも、「次こそは…」という気持ちでまた新たな職場へと転職したばかりのころ。

当時、「個の力で生きていく」という言葉が出てきたこともあり、会社と家の往復以外に自分の居場所が欲しいと感じていました。そこで入ったコミュニティにいたのが、「フリーランス」として働く人々の姿でした。

現役フリーランスが、井の中の蛙である私の与えた衝撃は計り知れません。

会社に行く前の朝の時間を使い、みんなで読書をしたり、朝食を食べに行ったり、写真を撮りに行ったり、各々が充実した朝時間を送るための早起きコミュニティでは、9時前になると「いってきます」と出社していく人がほとんどでした。

そのなかで、最後まで残りつづける人がいました。それが、いわゆるフリーランスの人たち。「このあと、どうするの？」と聞くと、「今からカフェに行って作業でもしようかな」「今日は特に決まってない」と彼らは言います。

どゆこと？？？？？