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「トゲトゲ」とは”さよなら”しよう

たまに。

自分で目を瞑っている自分のダメなところをわざわざ指摘して「そういうところ、ダメだよね」とか、自分の意見に対して「それは間違ってる」と真っ向から否定してくる「トゲトゲ」に出会うことがある。

そんなとき、わたしは誰かと戦うことが好きではないので、ムッとしても「そうだよねぇ」と受け止めてしまう。

心のなかでは「そうだよねぇ」とは思っていないけれど、トゲトゲに触ってもロクなことがないので、ころんと転がすのだ。

そんなんだから、トゲトゲは自分がトゲトゲしている自覚もないまま、まわりにトゲトゲを振りまいていく。

そして、トゲトゲは直接触らなくても、勝手にこちらを攻撃してくることがあって、気付いたら小さなトゲが腕に刺さっていることがある。

それは、最近刺さったものかもしれないし、昔刺さっていたものが今さらになってひょっこりと表面に出てきたものかもしれない。

刺さったトゲトゲは、容易くは抜けなくて、なんの気なしに刺されたのに何年も自分を苦しめることがある。

トゲトゲはとても厄介なのだ。

でもやっぱり、強く出られない人はそんなトゲトゲのことを何とかわかろうとして頑張るし、抱きしめようとするし、トゲを抜こうとしてめちゃめちゃに傷つく。

たしかにトゲトゲは丸くなるときもあるよ。

でも、トゲトゲを丸くするために自分がめちゃめちゃに傷つく必要ってあるんだろうか。

ないよね。

もしかしたら、あなたのまわりにも知らず知らずにあなたを傷つけるトゲトゲがいるかもしれない。

ちょっとでもチクリと痛みを感じたら、もう逃げてしまっていいと思う。

トゲトゲとは一緒にいても良いことがない。

いつか、トゲトゲが自分のトゲトゲに気付いてくれたらいいと願ってさよならしよう。

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