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私のメンター

私はGACKTが好きです。
メンターとは、【仕事上(または人生)の良き指導者、優れた助言者、恩師】の意味です。
今日は、私の人生にとってインパクトを与えている存在について話したくなったので書きます。

まず、GACKTについては(GACKTと呼ばせてもらいます)今までテレビで目撃した時に「カッコイイな」とか、何となく魅力を感じる人だな、と思っていたけど、特にそれ以上の興味は持っていませんでした。
けど、数年前に、書店で平積みされていたGACKTの本を読んでみて、すごくGACKTが何を考えているのか分かったし、ストイックで努力してる人なんだと知って、読んでいくうちに引き込まれていきました。
👇🏻こちらの本です。

本の最初から、GACKTに「オマエ」と呼ばれ、何だか真剣に話してくれている人の話を聞くように読める本で、一つ一つの話の内容が具体的な経験であったり鋭い言葉のメッセージが節々にあって、読んでいてとても刺激をもらえる本でありました。

そして、この本は読むと何か気付きがあるので、度々読み返したりしていましたが、最近はGACKTの存在を気にすることもなく過ごしていました。

私は最近悩んでいて、これからの仕事人生について、真剣に考えていました。お金の面で、「生きるか死ぬか」ぐらいの絶望感を感じる日もあったり(もともとそんな事はこれまであったことがなかった)、自己投資の為に今お金を払うべきなのか、今は辞めておいた方が良いのか・・と悶々と考えたり、していました。

そんなある日、フラっと書店に行くと、ふいに目に入った平積みされていた本の中に、GACKTの新刊がありました。


悩んでいて本屋を何気なく見ていた私は、この本に興味が湧きました。
グレーを基調とした表紙とGACKTの真剣な顔を見て、何となく「今の悩んでいる自分に届くメッセージ」が本に書かれているような予感がして、本屋に併設されてる本持ち込みOKのカフェで、読みました。☕️

すぐに買って持ち帰らなかったのは、あまりに「持って帰るのがもったいない」気がしたから。カフェでお金を払って、GACKTの話を聴くという姿勢で読みたい気分でした。※これを何日か続けて特別なGACKT時間を設けたあと、お買い上げしました。

久々にGACKTの本を読みましたが、めちゃくちゃ良かったです。
表紙から受けた印象と同じ、本の内容で、これは今の私を助けてくれました。
真剣に悩んでいる私に、一番ダイレクトに刺さる言葉ばかりでした。
そして、読むだけで終わらず、『実際に自分の行動に移せ』というGACKTのメッセージを受け取り、行動に活かすことができました。

⏬本より引用させてもらいます。

メニューで悩むな
レストランでメニューを眺め、「なに食べようか?」と、結論を出すのに時間をかけすぎる者がいるのが、ボクには理解できない。
(略)だが、これはレストランのメニューだけの話ではなく、全ての事に言える。人生は選択の連続だ。
そんなに迷っていたら時間だけが過ぎていくのに、悩む側の人間は常に悩んでいる。
早く気づけ。オマエの人生はそうやってただただ浪費していくだけなのか?
ボクはレストランにおいて、相手が悩んだ瞬間に、
「よし、じゃあ全部ね」とオーダーする。
悩む時間が無駄だと知っているからだ。

「人生を思い通りに」の章 P241

私は悩むのに時間を掛けすぎているということをハッキリと指摘された気がして、今悩んでいること自体が「動かず頭だけで考えているから」なのではないかと思うことができました。スピードが遅いのだと言ってもらえた感覚になり、少し”ケツを叩かれた気分”になりました。

あと、自分がある選択で迷って、どちらにしようか人に相談しようと思っていた時に、下の言葉が、まさにグッッと来ました。

実行前の相談は無意味
「起業したいんです」「海外移住したいんです」などと、実行する前に他人に相談する意味はなんだ?
大事なことを、人に相談するな。答えは自分の中にある。
実行していないのに相談して、そこになんの答えが見える?
そして、相談される側の大概の人は、ネガティブな返事をする。
「やめといたほうがいいよ、失敗するよ」
「動かないことが一番」

なんてことを、さも当然の如く言う。
だが、ほとんどの人はその理由を言うことができない。
みんな、無責任に話しているだけだ。
誰も自分の発言に責任を取るわけでもない。
オマエが決断をする上で、そんな無責任な意見は一切必要ない。
自分のことは自分で決めろ

「人生を思い通りに」の章 P247

たしかに分かってはいたんですが。私はもともと人に相談せず自分で考えて決めるタイプですが、今回の選択が結構「背水の陣」となるか・ならないかレベルの深刻さであったので、人の意見を聞いてみたいと思っていました。
実際に、この本のこの言葉を読む前に、相談しました。そしたら、「今は辞めておいた方が良いと思うよ。」というアドバイスをもらいました。
その意見自体は相手もよく考えたうえで言ってくれたので、無下にする気はありませんが、やはり【究極のところそうだよな。】と、自分で決める勇気から少し逃げていた自分に気付きました。
人のことじゃなく、自分のことなんだから、失敗しても後悔しても「自分で選んだほうが良い」と背中を押されるようなメッセージです。

本の感想を書くのが目的ではなかったですが、長くなりました。
つまりは、深刻な状態のときに『GACKTのドス黒いメンタリズム』を読んで、再度、GACKTの考え方や言葉に魅了され、その流れで、今まで特に興味がなく聴いたことがなかった、GACKTの歌を聴いてみました。


ずいぶん若い頃の曲のようですが、とても歌が上手く感動しました。「おぉー-✨とっても素敵な曲ではないか」と、才能の豊かさに感心すると共に、さらに好きになりました。

最近はYouTubeも観て、どんな核心を突いた言葉を発してくれるのか、期待していますが、期待を裏切らないGACKTさんです。


私は今、GACKTが「メンター」になっていると思っています。
読書が好きなので、本という形で言葉を浴びれたのも良い出会い方だったし、現役で活躍されていることにも感謝しています。

こういう存在がいることは、自分の人生を助けるし、とても貴重なことだと思います。

最後まで読んで下さった方、ありがとうございました✨
今日はメンターの存在、自分にとって影響を大きく与えてもらっている人について書き綴れて良かったです。




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