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2019年、デザイナーとして携わった案件を振り返ります。

こんにちは。

2019年は、2018年に引き続き働く環境が変わったり、登壇やインタビューを受けるなど、色々なことに挑戦させてもらえた一年でした。
そんな中で唯一2018年と違ったのは、丸1年デザイナーとして働いたという点です(2018年は後半3ヶ月だけデザイナーでした。)

今年は、個人でもお仕事をたくさんやらせていただきました。依頼してくださったみなさま、本当にありがとうございます。
絶賛ポートフォリオ製作中なので、振り返りも兼ねてと、主に公開できるKOS案件でのボツ案の供養と学びをまとめていけたらと思っています。

数字で見る2019年

(おおよその)総案件数はこのようになりました。

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(注1)2019年1月1日〜2019年12月30日までの総計。但し、制作会社に勤務していた頃の正確なデータは集められなかった(記録がない)ので、覚えている限りの案件数です。

総案件数の中で、ざっくりと制作物の内容を振り分けると、ストーリーズとWebサイトの制作で約50%、残りは紙ものやロゴ、メルマガなどで約50%でした。
KOSではストーリーズを制作する機会が多かったのと、個人で請けていた仕事はWebサイトがほとんどだったので、納得の結果です(?)

副業についての振り返り

個人でお受けした案件(=副業)については、まだ納品が完了していないものもあるのですが、基本的に今の自分のキャリアではまだ仕事を選ぶ立場では無いと思っていたので、頂いた案件は短納期でも安くても(とはいえ1,000円や2,000円ではないので、死ぬほど安くはないです、多分…)基本的に断らない、今の段階では質より量、を意識していました。

その結果、

よかった点🙆‍♀️
・継続して案件を依頼してもらえるようになった
・単価の大きな案件を依頼してもらえるようになった
・ディレクションも込みの案件を依頼してもらえるようになった
悪かった点🙅‍♀️
・常に何かの納期に追われている
・出かける時もmacが手離せない
・だんだん自分の出来る範囲の手法でしか戦わなくなってくる

このような結果になりました。個人的には、悪かった点に関してのダメージはかなり大きかったと思うので、来年はきちんと改善していきたいと思います。

KOSで携わった案件の振り返り

ここからは、現在所属している会社で携わった案件の振り返りをしていきたいと思います。入社前にもいくつか単発のお仕事をさせて頂いていたので、その辺りも含めて振り返りをしていきます。
全部振り返ると長くなるので、印象的だったものや反省点が多いものが中心です。

(2019.1) ゆうこすさん自己紹介ストーリーズ

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🔗:https://www.instagram.com/yukos0520/?hl=ja

この時点では既にKOSに入社することが決まっていたので、その前にお試しという形でお仕事をしましょう、ということでお受けしたお仕事でした。ちなみに、個人でのお仕事受注はこれが初めてでした。

ゆうこすさんからは掲載したい内容をざっくりLINEで共有して頂いていて、デザインはお任せします!とのことだったので世界観が崩れないように、日頃のSNSを参考にしながら制作をしました。

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当初出していた案。swipeやtapのデザインが今よりも質素です。

スクリーンショット 2019-12-30 20.50.00

当時は提案書や意図をevernoteなどの文章で共有していたのですが、最近は説明文が長くなる場合には全てjpgやpngなどのキャプチャにして送っています。「リンクに飛んで、文章を読む」という手間が省けるので見る方の手を煩わせないためです。(効果が上がっているのかどうかは不明ですが…)

この頃のゆうこすさんの好みと今の好みはまた違う気がするので、もし同じものを作る場合、また違ったデザインになりそうです…!

(2019.2)ももちさん生誕祭バナー

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この案件で結構印象的だったのが、ゆうこすさんとももちさんの好みのピンク色が違うという部分でした。
前月のゆうこすさんの自己紹介ストーリーズの作成時に、色味に関する戻しは無かったので、最初はゆうこすさん好みのピンク色に寄せて作成していました。

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ももちさんとのやり取り。ここで言われて初めて気づきました…

この頃はももちさんともそこまでコミュニケーションを取っていたわけでは無かったので、好みの擦り合わせがなかなか出来ておらず、かなりのパターンを渡しました。

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あと、今見るとこのデザインダントツでダサい…

(2019.4)TaVisionサイトリニューアル

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🔗:https://tavision.tv/

この案件、色々あって撮影をやり直しています。
もともと制作会社に勤めていた時に一度だけ撮影同行は経験してはいたのですが、ディレクションをメインでするのは初めてだったので、不安要素満載でした。

撮影やり直しの原因は、TaVisionのイメージがカメラマンさんと共有しきれなかった部分にあると感じていたので、
2回目の撮影時はそもそも「TaVision」がどういう雰囲気の、どういうサービスなのか?というところを説明する資料を事前にお渡ししたりすることで解決できたかなと思います。

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その後2回ほど撮影ディレクションを経験しましたが、事前打合せでカメラマンさんとイメージの相違が無いようにすることは徹底するようになりました。

(2019.5)ももちさん自己紹介ストーリーズ

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ゆうこすさんのラフ案を参考に、撮影も入れるとのことだったので、ももちさん・カメラマンさんと打合せを重ね、「みんなで良いものを作ろうね」という結束力が今年イチあった案件で、公開後の達成感もひとしおでした。

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ゆうこすさん作成のラフ案

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擦り合わせ用のイメージ資料(一部)

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ボツ案の一部。(一番右は採用案)

このストーリーズも割と反響が大きく、これがきっかけで別のお仕事を頂いたりすることもありました。


=== 休憩🕒ボツ案供養編 ===


(2019.7)KOSライバー部内部イベント告知

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採用案は右下。
文字の配置が変わっただけなのであまり見栄えは変わらないですが…

(2019.9)ももちさんSNS更新通知用ストーリーズ

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採用案は一番右。

(2019.10)KOSライバー部クリスマスイベント告知

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右が採用案。左はレイアウト上MCが入れられなかった…

=== 休憩終了🕒 ===


(2019.11)株式会社321サイト制作

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🔗:https://321.inc/

こちらのサイト、実は制作が決まったのが10月の終わりで、公開は12/1必達というかなりタイトなスケジュールでした。

まずは担当スタッフの方と、どんな情報を載せたいかを擦り合わせ。その後、スケジュール的に実装可能なページを優先的に作成し、12/1の公開時にはサイトとしての完成度は70%程度とすることで落とし所を作りました。

デザイン制作と並行して11月中旬にサイト用の写真を撮影。急なスケジュールにも関わらず快諾していただき、打合せなどにもご協力いただいたカメラマンさんには頭が上がりません…。
被写体となる方へのスケジュール調整をスタッフさんにしていただいたり、撮影日までの短い期間でスタジオを手配したり、無理なスケジュールで実装をお願いしたり、てんやわんやでしたがなんとか公開出来て安心しました。
ご協力頂いたみなさま、本当にありがとうございます。

ちなみに、スタジオ撮影の同行は初めてだったのですが、モデルさんの待ちスペースの狭いスタジオを選んでしまったこと、場所柄少し治安の悪そうなスタジオを選んでモデルさんを不安な気持ちにさせてしまったこと、差し入れの購入を当日まですっかり忘れていたこと…反省点を挙げるとキリがないくらい気が利かなかったなあと、とても反省しました。

2019年の振り返り

この一年は、総じて自分のディレクション力不足を痛感しまくりでした。もともとスケジュールを組み立てるのが苦手な上に、誰かに指示を出したりするのも苦手で、「あの時もっとこうやって立ち回れていたら…」という大反省会を何回も開催しました。

それに加えて、デザインの引き出しを増やすために始めた副業だったはずが、自分のキャパを超えてしまった結果、もはや自分の持っている引き出しの中から制作をすることでお仕事をするようになってしまっていました。来年はきちんと目的意識を持って何事にも取り組めたら、と思っています。

2019年はSNSのおかげもあり、たくさんお仕事の機会を頂いた一年でした。
2020年も、頑張っていきます。宜しくお願い致します🎍


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