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長谷川正 検証記事 (皇室編)

twitterユーザーさんの間でも保守の定義はバラバラです。大きくまとめますと「日本を守る」ではあるのでしょうが、自民党に賛意を示すか否か、憲法改正に関してのスタンス、皇室についてのスタンス、特亜に関するスタンス、米国との関係値について等々、意見が分かれる事も多いです。記憶に新しいところですと、入国管理法や水道法改正なども、かなり活発な議論が交わされていたように思います。

このように意見が分かれるネトウヨの間でも、保守の中での不文律として「皇室への敬意」は一様に皆様がお持ちだと思っております。もっとも、皇室に関して、もしくはその歴史や皇室典範の内容等は、多岐に渡りますので「ちゃんと全容を把握している方」も少ないと思います。個人であればそれでも全く構わないのですが、政治団体、もしくはその代表が「あやふやな曖昧模糊とした知識」であると、それは信用を失墜させる要素になるのでは?と思います。では、長谷川氏はいかがでしょうか。検証してまいります。

❶天皇家という表現
「天皇制・天皇家」という言葉は共産党/コミンテルン発祥と認識しております。「伝統」を「制度」に置き換えることで「廃止できるもの」に微妙にその意味をスライドさせるためですね。長谷川氏は、この「天皇家」という言葉を使用しております。

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❷「昭和天皇陛下」という表現
現在の天皇陛下を「今上陛下」とお呼び致します。この「陛下」は現在進行形でご即位されておられる場合に使用されます。以前の世代の場合はこれは不適切です。注釈画像にあります通り、歴代の天皇、故人となった皇族には「陛下」の敬称は使いません。1枚目が長谷川氏のブログの抜粋です。

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彼は「女系天皇反対」については、再三ツイートをしておられるので、現行の皇室の存続に関しては「保守」としての考え方をお持ちだとは思います。そこは私とも見解が一致するところです。

が、あまりに知識が不足しているとは思います。ネトウヨ初心者の方ならいざ知らず、この方はtwitter歴も長いですし、何と言っても「政治団体代表」です。左翼と同じような表現、皇室典範や伝統から外れた形の誤った表現に関しては、支持できるものではありません。

【皇室まとめ】
・コミンテルン発祥の「天皇家」という表現を使用。
・「昭和天皇陛下」という表現を使用。
・上記2点は「知識不足」に起因するものと考えます。