長谷川正 検証記事 (活動記録編)
政治団体は「政治活動」をします。これが政治団体のレゾンデートルであり、「真日本有志の会」も「一応」政治活動を行っています。では、その内容、いかなる活動をしたのか、賛同者がどのくらい結集したのか、またどういう結果だったのか、活動報告をされているのかを検証してまいります。
❶名古屋駅前にて署名活動 (令和元年8月24-25日 15:00-19:00)
あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」の責任者である大村知事に対し、住民監査請求を行うために、署名活動を行っています。
現地に行った方から「署名をすると同時に寄付を求められる」というお話を伺っております。どちらが主たる目的なのかはご本人しかわからぬところではありますが…。また、寄付3,000円以上はTシャツを進呈のようですが、これが「販売」だった筈なのに、いつの間にか「寄付に対する返礼」になっています。これについては後日、別途検証を行います。ここまでは8月24日分。
そして翌日の8月25日。
現地にいらっしゃった方の伝聞ですが「4時間の活動中に複数回の喫煙休憩を取っていた」ようで、芳しい筆数は集まらなかったのではないかと思います。そして、その事を後日尋ねましたところ、このような返答が…
その後、他の方にも同様の質問を受けて、発表しないといけない状況に陥り、さらっと流れるように発表です。37筆だったようです。
なお、大村知事糾弾の方向性は私は賛同いたします。そこは、日本人として正しいベクトルだと思っています。しかし、万単位のフォロワーがいらっしゃって、署名期日の事前にかなりの告知を繰り返し、複数名×4時間×2日間の活動の割には「37筆」はかなり少ないように思います。私の予想は「3桁には届かないのではないかな」だったのですが、大幅に下回りました。
なお、この活動は「他の方のご尽力」があって、ようやく署名活動にこぎつけたようなのですが、そのご協力者の方もないがしろにしておられます。
「8月には組織が出来て、お仲間の方のご尽力で署名活動にこぎつけることが出来た」という表現が正確だと思います。
❷リコール勉強会第1回 (令和元年10月13日)
大村知事は就任後日が浅いので、まだリコール運動が展開できないようです。来年になって、ようやくリコール運動が可能になるという事ですので、事前勉強会を開催との事なのですが…これってわざわざ集まってやらなくてもいけるのではないかなと個人的には考えます。
長谷川氏、および真日本有志の会のみなさんは事前にこの勉強会の告知を多量に投下します。
そして当日。続々と人が集まって…
と思いきや、実際に会場に赴いた方のお話を聞きますと、会派の方を含めて4人だったそうです。一般の参加者の方、実質2名程？(多少の誤差はあるかもしれません) ちなみに会場は40名程収容できるキャパだったそうで…(汗)
勉強会の報告が一切なされないのは「盛況」とは言い難い状況だったからかもしれません。
❸リコール勉強会第2回 (令和元年10月27日)
前回に引き続き第2回です。貸し会議室は人数が埋まらないため、おそらくコストが高いと踏んだのでしょう、今度はビジネスホテル内の飲食店にて開催のようです。キャパはここも30人程度は収容できる場所だったと聞いておりますが、現地に赴いたわけではないので画像などはございません。
前回の勉強会が芳しい結果に結びつかなかったためか、長谷川氏(もしくは会派の方々の発案かもですが)は他の団体の街宣告知と共にPRするという手段を取ります。これはミスリードではないかと思います。
※なお、ao氏はこのツイートに指摘をされ、後日削除されておられます。
上記ツイートに添付画像を掲載します。
主催はチャンネル桜の水島さんが幹事長を務めておられる「頑張れ日本！全国行動委員会」およびそれに賛同する複数の団体さんです。ここに「真日本有志の会」の記載はありません。が、並列で「真日本有志の会」作成の画像も添付されておられます。
上記街宣は10月27日14:00～16:00、16:00から懇親会が開催との事です。参加費5,000円・要予約とあるのですが、真日本有志の会側の緑の告知には「入退場自由」と記載があり、参加費記載がありません。勉強会は通常「時間帯を区切ってレジュメに沿って進めるもの」と思っていましたが、そうすると人数に影響すると判断の上で入退場自由になったのかなと思います。
この「全国行動委員会」の懇親会と「真日本有志の会」の勉強会はまるっきり別会場の別イベントなのです。別の方が「全国行動委員会」の受付のご担当さんに「真日本有志の会さんも協賛されるのですか？」と電話確認を取りましたら「その団体さんを把握しておりません。協賛ではなく、まったく別個の団体です」というお答えを頂いております。もしかしたら、事実誤認しやすいように「併記」したのではないかとも思えます…。
そして当日です。まずはこのツイート。ここは問題ありません。
そして物議をかもした問題のツイートです。6,000以上のいいねがついたこのツイート、恣意的か否かはわかりませんが、事実誤認しやすいのです。名古屋で行動を起こすという発言をしていた方が「名古屋駅前で大村知事抗議活動やってます!!」と記載すると「まるで真日本有志の会がやっているかのような」ツイートにも感じられます。
勿論、一般の通りがかりの方が同じ表現でツイートした場合は「そういう街宣を誰かがやっているんだな」という意味合いで受け取れるのですが、政治団体の代表が「やってます!!」と記載するのは些かミスリードだと思います。「やっているのは別の団体」というニュアンスが含まれない文面です。ここは邪推ですが「ao氏が併記していた」事実もあり、「何も考えずに見たままをツイート」とも「意図的にミスリードを誘った」とも取れるのです。保守の大物インフルエンサーの方がRTしたこともあり、大きく拡散されています。
では、この後の勉強会にはいかほどの人数が参加されたのでしょうか？実際に現地に赴かれた方のお話を聞きますと「長谷川氏を含めて3名」だったそうです。新幹線代や諸経費を鑑みると、結果を残せたとは言い難い動員数ではないかと思います…。