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音楽レビュー・ライブ感想

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これまでに書いた音楽レビューやライブの感想をまとめています。
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記事一覧

Base Ball Bear 『天使だったじゃないか』 に寄せて

2月末に Base Ball Bear の Mini Album『天使だったじゃないか』がリリースされてから、繰り返…

KINOSHITA NIGHT 2023

KINOSHITA NIGHT 2023 2023年10月15日(日)@ Zepp DiverCity Tokyo 木下理樹の45歳生誕祭と…

UNDER THE COUNTER ONEMAN LIVE 「 Hello, Today 」 感想

2023年10月7日、渋谷LUSHで開催された UNDER THE COUNTER の ワンマンライブ 「 Hello, Today…

syrup16g Tour 20th Anniversary “Live Hell-See” 感想

syrup16g Tour 20th Anniversary “Live Hell-See” が、2023年6月1日から7月13日まで全10箇所…

People In The Box 『Camera Obscura』 (2023年5月リリース - 8th Album)

バランスが変わった。 それが『Camera Obscura』を聴いた後、最初に抱いた感触だった。 2023…

再考 syrup16g 『 HELL-SEE 』

信じがたいことだが、syrup16g の『 HELL-SEE 』が発売されてからもう20年経つらしい。 2003年…

syrup16g 『Les Misé blue』 (2022年11月23日リリース)

2022年11月23日、勤労感謝の日に、syrup16g の 5年ぶりとなるアルバム『Les Misé blue』がリリースされた。 一聴して圧倒された。ものすごい厚みを持ったアルバムだ。かと思えば、サブスク全盛のこの時代に、14曲 1 時間をするっと聴かせてしまう、あまつさえ何度もリピートさせてしまう馴染みのよさや浸透性も兼ね備えている。まったく不思議で、凄まじいバンドだ、と改めて思う。こんなの作れるの、今のシーンで syrup16g 以外には誰もいないだろう。 それに

syrup16g tour 「Les Misé blue」

2022年12月8日(木)Zepp Yokohama 1. I Will Come(before new dawn) 2. 明かりを灯せ 3. E…

再考 syrup16g 『負け犬』 - 19年の時を経て顕在化したもの -

(※ この文章は 2020年10月29日に「音楽文」に掲載された文章を加筆・修正したものです。) …

「水たまり」から見える世界 - BUMP OF CHICKEN 『なないろ』 -

(※ この文章は 2021年5月26日に「音楽文」に掲載された文章を加筆・修正したものです。) B…

「生」の側に踏みとどまらせる、「セルフケア」としての音楽 - Base Ball Bear 『ドラ…

(※ この文章は 2021年1月28日に「音楽文」に掲載された文章を加筆・修正したものです。) …

神聖かまってちゃんが10年目に繰り出すカウンター - 10th Album 『児童カルテ』 に寄…

(※ この文章は 2020年3月30日に「音楽文」に掲載された文章を加筆・修正したものです。) 2…

二次元から三次元へ - 女王蜂 『夜天』 が呼び戻す身体性 -

(※ この文章は 2021年2月25日に「音楽文」に掲載された文章を加筆・修正したものです。) …

サンボマスターじゃなきゃだめだった - 2020年の FUJI ROCK FESTIVAL -

(※ この文章は 2020年8月28日に「音楽文」に掲載された文章を加筆・修正したものです。) 「FUJI ROCK FESTIVAL ’20 」の私のベストアクトはサンボマスターだった。 今年のフジロックは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、来年の8月に延期されることになった。 そこでフジロックは「Keep On Fuji Rockin’」を合言葉に掲げ、本来の開催予定日だった8月21日~23日にかけて、過去のアーティストパフォーマンスの映像を中心とした特別番組