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フードブランドを大学生が立案|売上戦略ワークショップを実施しました!@渋谷QWS

こんにちは!millenniumの池田まいあです。
今回は9月27日にSHIBUYAQWSにて行われたmillennium主催の売上戦略ブランド立ち上げを学ぶワークショップについて紹介します🌷

なかなか大学では実践できない「経営」を体感するきっかけになればという想いから企画された今回のイベント。
SHIBUYAQWSにてご縁のあった株式会社Integrityの西山智史さん、播磨屋雄太さん、合同会社コッパタの増澤ヨシエさん、公認会計士の進藤綾子さんの4名にメンターとしてご協力していただき、無事実現することができました。

ビジネス経験の豊富なメンター陣の皆様には、各グループが考えに行き詰まったときにアドバイスをしていただき、プレゼンの後にはフィードバックをしていただきました。
学生が本気で経営戦略と向き合う、素敵な機会になりました♪

大学生の考えるフードブランドについて

今回は6名の学生が3グループに分かれ、「岡谷シルク」を使ったフードブランドの立ち上げを行うという設定で、売上目標設定やマーケティング戦略について考えました。
以下ではそれぞれのグループが考えたフードブランドについてご紹介します🌷

その前に、『岡谷シルクとは?』と疑問に思った皆さん!
「岡谷シルク」を使ったクラフトビールの企画・商品化に挑戦するプロジェクトを行っているCHILLK(チルク)様の活動について
ぜひ以下のページをご覧になってみてください☟

岡谷シルクの魅力について分かりやすくご紹介がされています。
「岡谷シルク」という伝統文化を、若者層がもっとカジュアルに体感できないか? | SHIBUYA QWS (shibuya-qws.com)

カフェラテ×シルク

カフェラテ×シルク
「好き」を追求したカフェを提案しました✨

カフェ巡りが好きな大学2年生ペアが考えたのは「カフェラテをテーマにしたカフェでシルクラテを販売する戦略」です。
カフェラテで重要なミルクをカスタムさせ、その中でシルクでできたミルクやアーモンドミルク、ココナッツミルクが選べるようにするカフェの開業を提案しました。
学生が経営する店舗をテーマに、新しいのものやカフェ巡りが好きな女子大生をターゲットに定めました。
販売戦略は、初期費用を抑えるため間借りカフェから営業を始め、大学などを回るスタンド販売で認知を上げるという計画です。
事業計画は、基本的な人件費やテナント費などをベースに利益を計算し、理想のカフェ像について発表しました。

メンターからのFB
・ミルクとシルクで言葉遊びができそう
・商品像だけでなく、カフェの魅力を左右する立地や雰囲気などについてもう少し踏み込み、大学生の2人だからこそ考えられるカフェの空間を提案するともっと良かった

チルドリンク×シルク

チルドリンク×シルク
聞いている人を引き込むプレゼン力の光る発表でした✨

また、他には岡谷シルクのストーリーから商品考案を行ったグループもありました。
岡谷シルクを作る工場は明治時代から女性が支えてきた歴史があります。
「そんな岡谷が今度は全国の働く女性を支えよう!」という想いから、シルクの美容効果の高さという機能性を生かしたチルドリンクを提案しました。

商品の名前は「岡谷シルク5000」名前がユニークですね。
ドリンクという誰もが手に取りやすい形で高級なイメージのあるシルクを体験できるのがポイントです。
販売戦略は、女性比率の高い会社の自動販売機での取り扱い、サウナでの販売を検討した具体的なロードマップを提案しました。
将来的には、ドリンク以外にも岡谷シルクを用いた枕などの商品開発にも乗り出せたらと展望を口にしていました。

メンターからのFB
・サービスを作るときにストーリー性があり、消費者の購買力に訴えかけている
・SNSやアンケートを使って消費者の求めているものを知ることで製品作りにつながるのではないか

粉ミルク×シルク(蚕)

斬新な発想でデータを活用した説得力のあるプレゼンでした✨

最後に紹介するのは蚕と粉ミルクを掛け合わせて考えたグループです!
現在の粉ミルク市場では安全性を懸念している人が増えている、より母乳や体内成分に近い成分に近い栄養素を求められているという傾向があります。

シルクと粉ミルクを掛け合わせた強みとしては3つあり母乳では補えない栄養素をカバーしている点、シルクという国産かつ自然由来であるという貴重性、人の肌に近い成分をもつシルクと粉ミルク業界の親和性という点であると考えました。

メンターからのFB
・蚕の粉ミルクを使って育った赤ちゃんの将来を立証したら面白そう
・通常の粉ミルクではなくオーガニックの粉ミルクが好まれる理由に着目したらよりよいのではないか

全てのグループがSNSを用いた広告宣伝したりターゲット層と関連のあるテレビ番組とタイアップを提案したりとグループごとに色のある企画ができました。

ワークショップを振り返って

各グループがホワイトボードにアイデアを書き出して話し合っている様子

全グループの発表を終えてメンターの4名からフィードバックをいただきました。
実際にビジネスをされている大先輩からのお言葉に参加者も真剣に耳を傾け、プレゼン後の交流会では一緒にお話しをさせていただくことができました🌷

講評|西山さん
今回のワークショップでは最後にプレゼンをしてもらいましたが、相手に理解してもらうこと(=相手に伝わること)の難しさを体感できたかと思います。
どんなに良い商品・サービスを作ったとしても、相手に伝わらなければ、商品・サービスは売れませんし、投資家や金融機関から資金調達することもできません。
今後の活動において、常に相手目線に立って、「相手に伝わること」を意識して取り組んでもらえればと思います。

講評|播磨屋さん
新規事業を作るときには事業計画を必ず立てることになります。
事業計画のなかで売上や利益等の数字とにらめっこしていると、ついサービスを利用いただくユーザーの課題や購買行動を忘れがちになります。
自分で事業をする際には、リアルな声を聞きつつ、商品を購入する人の気持ちにまで想像を膨らませることを心がけてほしいと思います。

講評|進藤さん
現在は大学生の皆さんはサービスや物を購入する機会が多いため、「作る側」として考える良い機会であったと思います。将来、企業で働く際に「仕事が楽しくないな」と感じた際には、今回の経験を思い出して、会社の機能を体験したことで得られたものを活かし、物を作るワクワク感を忘れないでいただきたいと思います。

講評|増澤さん
今回の企画に携わる中で、商品開発の難しさを感じつつも、楽しいなという気持ちも同時に感じました。
また、皆さんがわいわいと話し合いをされていて、非常に素晴らしい光景だと感じました。その楽しいという気持ちやワクワクを忘れずにいていただきたいと思います。

まとめ

メンターの方々にアドバイスをいただき、戦略を練りました!

今回の売り上げ戦略を学ぶワークショップはmillennium以外の多くの方に協力いただき実現することができました。
「起業に興味がある、ゼロからの企画を経験してみたい」
そのような大学生が本気で経営を実践できる貴重な機会となりました。

これからもmilleniumでは、自分のやりたいことが漠然としていて不安を抱える学生や、やりたいことはあるものの実践する機会がない学生のための機会を創出して行きます。
私たちが創りたいのは、『意志力』のある若者を生み出す土壌です。

本気で「日本の若者が社会にワクワクする未来」を実現していくので、一緒に活動してみたい学生さん、共に面白い未来を創りたい企業様をお待ちしております🌻

今記事も最後までお読みいただき、ありがとうございます!

【今回の企画にご協力いただいた株式会社Integrity様|公式ホームページ】

今回の企画は、挑戦する経営者・事業に対して経営資源の提供を行っている株式会社Integrity様にご協力いただきました。インターン生も募集しているようなので、成長機会を探している学生さんは気軽にご連絡ください♪

【シルクフードに関する資料のご提供にご協力いただいたエリー株式会社様】
日本が世界に誇る蚕のバイオテクノロジーと食品技術を組み合わせ、おいしく、健康、使いやすい食品原料として「シルクフード」の供給を行っている企業様です。シルクの可能性が気になる方、ぜひ会社ホームページをご覧ください!

millennium活動はこちらでご紹介しています♪|公式Instagram】

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ぜひ大学生の挑戦をご覧になってみてください♪

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