猿田彦という神から、ミシャグジという名の悪魔に繋がる。
猿田彦という神について、よく分からなかったので考えていきたいと思います。
サルタヒコ
猿(さる)という名前の付いた神ということで、まず思い起こされるのが古代エジプトの神トートです。
猿田彦とトートとは、猿とヒヒという外観に共通点があるというだけではなく、「導く(みちびく)」という役割を共に持っているという点でも同一性が感じられます。
トートは月神であるとのことで、神像を見ても月の円盤を頭上に掲げています。それでは猿田彦についても、月神の一端を見出すことができるでしょうか。
猿田彦大神を祀る神社は、三重県鈴鹿市の椿大神社(つばきおおかみやしろ)が総本宮ですが、三重県伊勢市にある夫婦岩で有名な二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の祭神も猿田彦大神です。
この二見興玉神社には、蛙(かえる)の置物がたくさん献納されています。蛙は、猿田彦の神の御使いであるとのことです。
日本で月と言えば兎(うさぎ)ですが、中国の神話では、月と蛙(かえる)の深い関わりが示されています。
さらに二見興玉神社境内にある夫婦岩は、日の神と猿田彦縁の興玉神石を遥拝するための鳥居の役割を果たしていると言われていますが、冬場には夫婦岩の間に満月を拝むことが出来るのです。
これらのことによって猿田彦という神とは、猿の姿で表され月神の神格があり導きの神である、エジプトのトート神と繋がっている可能性が高いということが分かりました。
さらに冒頭のサルタヒコについての引用の中で、猿田彦の神は道祖神と同一視されたとありました。
道祖神とは石に文字や像を刻んだものですが、皆様は奈良県明日香村で出土している「猿石」と呼ばれる石像をご存知でしょうか。
猿石の画像出典:King-Tの日記 大胆仮説!明日香村の猿石 徹底的に裏おもて見せます!01://king07t.blogspot.com/2015/11/blog-post_23.html
明日香村で出土している猿石は、飛鳥時代の石造物で二面石となっています。そしてここで注目すべき点は、「女」と名付けられている猿石の表側に猿(ヒヒ)が彫られていて、裏側に鳥の顔が彫られていることです。
トート神とはトキ(鳥)もしくはヒヒ(猿)の姿で表される神ですから、この点においても猿田彦とトート神との繋がりが感じられます。
高取の猿石とは、奈良県にあった高取城建築の際に明日香村から運ばれて来たと考えられており、二の門外の大手筋と岡口門の分岐に安置されているそうです。
このことは、飛鳥時代の明日香村では猿の姿をした神の信仰があったこと、高取城が建築された室町時代以降には、猿石が道祖神として扱われていた可能性を示しているのだと考えられます。
道祖神とは石碑や石像の形態で祀られる神であり、石神(いしがみ)信仰の一つであると言えます。
石神(いしがみ)という漢字は、石神(シャクジン)とも読むことができます。石神信仰は、ミシャグジ信仰との関連性があるとも言われています。
ここで猿田彦という神から、道祖神→石神→ミシャグジと繋がってきました。
今回、猿田彦について調べることとなり、総本宮ではないのですが三重県伊勢市にある猿田彦神社へ行って来ました。
境内には、たから石と名付けられた石が祀ってありました。石神ですね。
たから石の解説の中で、「蛇が乗っているように見えるため特に縁起が良いとされています」とあります。
ここで、石神=ミシャグジ=蛇という仮説が成り立ちます。
そしてミシャグジ信仰と言えば、諏訪大社です。
上記のように、諏訪大社の御室神事におけるミシャグチとは、蛇形の蛇体であることがはっきりと書かれています。
蛇については、聖書に次のように書かれています。
ヨハネの黙示録 第12章 女と竜
蛇とは、サタン(悪魔)であるのです。このことを予備知識として考えに入れて、次のミシャグジ信仰についての引用をお読みになってみてください。
お読みになられて、皆様はどのように感じられたでしょうか。
私は、これは悪魔を召喚する魔術のことが書かれている、と感じました。
そして、ミシャグジ神はそそう神とも呼ばれるとのことで、そそう神は「道」に出現すると書かれています。
ミシャグジ神が、道に現れるということはやはり道祖神そのものであるとも言えます。
さらに道に現れると聞いて思い起こされるのは、悪魔召喚をする黒魔術です。
以下に、悪魔召喚の一つの方法が紹介されている記事を部分的に引用させていただきました。
十字路の道の真ん中で、悪魔を召喚する方法があるのです。ミシャグジ神も道に現れるとのことでした。
ここで、改めて古代エジプトのトート神を振り返ってみます。
トート神は石から生まれたという説があり、石神信仰と繋がります。
トート神は魔法に通じ、トート神の姿として表されるヒヒは魔術の象徴でもあるとのことで、これは召喚魔術に繋がってきます。
これらのことによって、ミシャグジ神の正体とは悪魔である可能性が限りなく高い、と言えるのではないでしょうか。
そしてこの悪魔という存在を、どこまでも分かり易くどこまでも詳しく教えてくださっているのもRAPTさんです。
悪魔とは空想の産物ではなく、架空の存在でもありません。悪魔崇拝者たちはそんな非現実的なものを拝む連中ではありません。
悪魔が存在するのであれば、神様も本当に存在していらっしゃいます。そうであるなら悪魔なんかを召喚するのではなく、聖なる神様を呼び求めてみませんか。
神様を絶えず呼びなさい。神様を呼ぶ人のところに神様が来てくださる。
神様の世界においては、全ての問題が解決すること、全ての願いが叶えられることが、祝福として用意されている。
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平素からあなたの心にある願いを神様に祈り求めなさい。祈ったことはおおよそ全て叶えられるし、祈ることで信仰も深まり、神様との愛も深まっていくから祈りなさい。
神様は厳しい掟に従わせるために私たちを呼んだのではなく、私たちの願いを叶えるために私たちを呼んで下さったのだ。
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どうか一人でも多くの方が神様にお祈りし、神様に願いを叶えていただき、神様の存在を心から信じ、神様の人類への深い愛に気付き、神様の御言葉に従順に従い、神様を心から愛することで真の幸福を得られますように、心からお祈りしています。
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