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おっさんだけど、仕事辞めてアジアでブラブラするよ\(^o^)/ Vol, 76 逃避 

テヘラン
2023.1011 Wed
 
自分でも驚いているし、寝不足のせいか現実感もなかったりするのですが、このテキストはイランの首都テヘランのホステルで書いています。
ビュッフェスタイルの朝食を済ませ、中庭のチャイハネに腰かけ、ラップトップスタイルに構えているわたし。このホステルはどうやら超人気らしく、中庭は人だらけ。外国人ばかりだから、ムスリム感はほぼ無しです。
受付の女性は英語がペラペラで、Wi-Fiもつながるし、建物は洋風。うっすら流れるBGM、もちろん男女一緒のテーブルについていて、にこやかに話す者もいれば、独りを楽しむ者も…。
タイやインドにある “少し高級な西洋人宿” といった雰囲気ですね、…知らんけど。

レセプションの壁には、こんな感じのブラックボードが。なんかよくわからんけど、洒落ていることは確かです。


10月11日、午前8時45分現在。わたしの希望は、とにかく眠ること。
昨日の朝6時、ウズベキスタンはサマルカンドのドミトリーで起床してから現在にいたるまで、ほぼ起きっぱなしなのです。日本ですらほとんど使わないタクシーで空港に向かい、サマルカンド空港からアブダビ空港に向けテイクオフ。初めての乗り継ぎ(乗り換えと言うのでしょうか?)にもトライし、アブダビ空港で10時間くらい過ごしました。
イラン入国まではマイナートラブルの連続で、率直に言って “もう帰りてえよ…” と思っていたのですが、イラン行きの飛行機に乗ってしまえばあら不思議! うつらうつらしているうちに2時間のフライトはあっという間に過ぎ、入国審査も荷物チェックもまったくお咎めなし! 同乗人数の少なさもあり、かつてないほどのスピードでイラン入国を果たしたのです。

マジな話、国際空港での出入国に関して、イランはどの国よりもスムースでした。バンコクの空港はシステム自体は超一級ですが、めちゃくちゃデカくて乗客も異常に多いですから…。


しかも、毎回の懸念事項である現地通貨の入手も、闇両替のおっさんが空港内で堂々と交渉開始。これまでの旅で培った “これは大丈夫” という勘に従い、100ドルを両替しちゃいました(たぶん大丈夫なはず)。
ちなみに、テヘラン空港到着時刻は早朝4時過ぎ。ホテルのチェックインは14時からですから、
“4時間以上時間を潰して、そこから地下鉄かバスで…”
などと予定していたのですが、タクシーのおっさんがホステルと交渉し、
「な? 今からホステル行っても大丈夫だから、おれのタクシーに乗れよ。そんで、simカードも交換してやっからよ」
とわたしとの交渉にも成功。アミールとはインスタ友達となり、ホステルは朝食と共用スペースを提供してくれました。
そうして、朝飯終わりでこの日記を書いているといった状態なのです(さすがにベッド使用は14時からです)。

今回の旅で思い知ったのですが、イスラム圏は本当に治安が良い! 料金交渉制のタクシーでも、最初の交渉さえしっかりしておけば、揉めることなどまったくありませんでした。だいたいタクシー運転手とアドレス交換するなんて、アミールくらいですからね。


前回のエントリーでも書きましたが、“自分は観光がそんなにお好みではない” ということをはっきりと認識してしまいました。ですから、イランのこれからについても全くの白紙です。
とにかく睡眠をとり、頭をシャキッとさせてから考えようと思います。

おぼろげながら次の旅行プランも浮かび始めましたし、第一に日本での仕事も考えなきゃいけません。しかも、日本での仕事は、短期的なものに加え、長期的な視野に立っても考える必要があります。

いろいろ考えることがあるので、とりあえず眠ります。
うん、いつものわたしですね。

イランに入国した時点で、イランに関するわたしの冒険は終わってしまったのかもしれないです。


 
 

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