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おっさんだけど、仕事辞めてアジアでブラブラするよ\(^o^)/ Vol, 81 帰国

パタヤ
2023.1025 Wed
 タイ最終日

というわけで、わたしはいま、タイはバンコクのスワンナプーム国際空港の椅子に座り、この文章を書いています。時刻は午後9時15分。飛行機は朝の7時からフライトですから、あと10時間後ってとこですね。最後のフライトで空港前泊&空港泊をかまし、二日後の午前中に東京着となります。

男性の、すべての欲望が叶う街。パタヤとはそんな街です。が、しかし、もちろんその他にもいろんな楽しみ方ができる街でもあります。ちなみに写真の彼女は、わたしがこの旅で出会った女性の中で一番のバディラインをキープしていました。美に性別など関係ないですね。

でも、アレですね。自分で言うのもなんですが、やっぱりわたしはマジでアレですね。
旅に出るって決めたのも本当に “いきなり” だったし、旅を終えるって決めたのも “いきなり” でした。

ホーチミンの思い出と言えば、外せないのがこのおっさん。「本気で殴りあった奴とは分かり合える」とは桜庭和志の言葉ですが、このおっさんとは本気で罵り合いました。元気にしてるかな?

ベトナムはホーチミンから始まった旅。次にカンボジアに入るところが、なんとなく先にラオスに行きたくなりました。その後、ラオスから南下してタイに入ったところで東南アジアの強烈な暑さに耐えきれなくなり、ネパールのポカラで涼むことを決意。ネパール入国前に行かなければ絶対に行きたくなくなるので、先にインドへ入国するべくバンコクからコルカタへ飛びました。そして、すったもんだの末、Lehという街で、6日間のバイクトリップを経験するのです。

インドのコレ系の道は、ホントに出鱈目。良い子のみんなは絶対にこんなとこ行っちゃダメだゾ!

さらに、インドの次はネパールのつもりが、抜けるような青空に焦がれ、中央アジア行きを決意。そしてとうとう、ウズベキスタンのサマルカンドで、買ってしまうのですね、チャリを。実は、ラオスではちょこちょこチャリをレンタルしていたのです。サマルカンドでもチャリをレンタルするつもりでいたら、レンタル料金が法外に高かった。憤慨したわたしはバザールでチャリの価格を確認。日本語を話すスタッフがいる『サマルカンド・ツーリスト・インフォメーション』でそのことを話すと、「もっと安い自転車屋を知ってる」とのこと。紹介してもらったその店でチャリを衝動買いし、仕方がないので『パミールハイウェイを走破する』という後付け目標を設定。そして、助けていただいた皆さんのおかげで、奇跡的にパミールトリップを無事に終えることが出来ました。

パミールでは、本当にたくさんの方々から助けていただきました。飯なんかもめちゃくちゃご馳走になりました。アレですね、一緒に飯を喰うと、やっぱり仲良くなれるんですね。

キルギスの首都ビシュケクでチャリを売り、そのまま快適な宿で10日間ちかく沈没。ウズベキスタンをタシケント→サマルカンド→ブハラと移動しなから、わたしは次なる訪問国イランのことよりも、旅の終わらせ方について考えるようになりました。
それなりに考え、考え続けました。そして、想いました。
“終わらせ方ってなんやねん…?”

“始まり” があれば “終わり” もあるんだろうけど、でもそんなの関係なしにこの世界って続いてるからね。これまでも、これからも。

日本国籍を有するわたしは、憲法で自由意思を保証されており、職業選択の自由があります。さらに、国際的に最強との呼び声高い日本国パスポートも所持しています。誰に憚ることなく旅行を始めることができましたし、もちろん終わらせることもできるのです。
 
イランはイスファハーンの安く快適なドミトリーで、なかなか繋がらないネット待ちをしているとき、ふいにわたしは決意しました。
「やっぱり、今回はもう帰ろう」

とりあえず挨拶する。それで、「ん?」とか「あれ?」とか「なに?」とか、なんか思ったことを聞いてみる。そういうことから転がっていくのかもしれませんね。…って知らんけど。

今回の旅で楽しかったこと。振り返れば、そこでわたしは常に “自分の脚で、興味の赴くままに“ 行動していました。
自転車で旅に出る。
バイクで旅に出る。
トレッキングをする。
その過程で、いろいろな人、地元の人やツーリストに出会い、仲良くなり、助けられ、カマされ、旅を彩るあらゆる出来事が起こって行くのです。
朝、起きる時間を自分で決め、目的地を設定し、疲れたら休憩し、腹が減ったら飯を喰う。ホステルも自分で決め、それがなければテント泊。
飢えと疲労に苦しみ、それが故に食事の旨さを知り、寝床の有り難さを感じる。
赤の他人から受ける親切に、自分の行いを省みる。
そんな旅が好きで、これからもそんな旅を続けていきたい。
 
今回の旅は、パミールハイウェイチャレンジがハイライトでした。
次のハイライトは、次の旅にとっておくことにします。
 
ではでは。

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