見出し画像

日本の製造業の可能性

はじめまして!
株式会社Milly代表取締役の北村丈と申します!
現在、Millyでは製造業向けのコミュニケーションサービスの開発と販売を行っています!

今日は僕が会社をどんな想いで会社をつくったのか少しでも知っていただけると嬉しいです!

 起業したきっかけは製造業のお客様を訪問していた時に、
「近くの会社に図面がパッて送れるようにならんかなぁ」
と言われたことがきっかけです。

 確かに製造業の声を聞く中で、
今でも図面のやりとりは紙やFAXが多いと感じていました。

紙の場合、
図面の中に直接書込みができる利点がある一方で、
大事な図面が汚れてしまったり、
現場に入ると事務所のパソコンに戻るのが遅くなり、
見積回答が遅れて、
獲得できたはずの案件が流れてしまったりしていました。

 なので、紙の重要さは残しつつも、
デジタル化は間違いなく今後しなければならないと感じています。

 その社長はまさか自分の一言で目の前の営業マンが起業して、
「商品見せにきました」っていうと思わなかったんだろうなぁと思います。笑

 ミリーにとって恩師とも言うべき社長がきっかけの1つです。
 
もう1つのきっかけは、
「近くの会社に図面がパッと送れるようになれば何ができるか」
と考えたときに、
知っている会社だけでなく、近くの新しい会社と出会うこともできるなと思いました。

 実は私が学生時代にブラジルに留学していた際に
日本人の謙虚さや文化は海外からかなり人気がありました。
一方で、
まだまだブラジルに日本の製品って少ないなぁと感じていて、
「いつかは日本と世界を繋げたい」と学生時代からずっと考え続けていました。
ミリーを使えば
新しい会社と繋がって、海外とも繋がれるんじゃないかなと。

 この2つのきっかけが頭の中でミリーにぴったり当てはまりました。 

 ただ、実際に作っても大変なことは多いです。

単純に製造業同士を繋げるだけで良いのかと言われると
その答えは実はNOなんです。

 その理由は
製造業の横と横の関係性なんです。
  
製造業って1つの会社だけで製品ができることってないんですよね。

 例えば、
工作機械1つとっても
部品を買って、
組み立てて、
はい、終わり。ではないんです。

工作機械の種類によって、
熱や油に強いネジを作る技術があったり、
熱に強いプラスチックを使ってカバーを作る技術があったり、
鉄の部品を作った後に、
耐久性を強くするために
表面処理の加工会社さんに依頼したりと、

ものづくり一つをとっても様々な会社が存在して、
その横と横の繋がりが本当に大切なのです。

 なので、横と横の繋がりを大切にするがゆえに新しい会社と繋がるって結構、難しいんです。

 ただ、この横と横との繋がりを大事にするからこそ、
人情味があって、僕は製造業の方々が好きな所以なんです。

 僕がやりたいことは
できるだけそういう方々がものづくりに専念してもらって、営業は任せてください!ということです。

 テクノロジーの力を使えば、1対1でなく、1対Nで様々な企業を繋がっていくことができるんですよね。

 これが実現するとどうなるか。

様々な企業と繋がることによって、
本来ならば技術力があるのに、
他の企業と接点が持てず、
衰退してしまったり、
後継者不足で会社をたたんでしまっていた会社に新しい取引先ができ、
歯止めをかけられます。

日本の最も重要な資産の1つのものづくりの減少を止めることができるんです。
歯止めどころか、ますます横、縦、斜めと様々な繋がりが持てて、強くなっていくと思うんです。

そして、僕がやりたいのはその先の海外です。

今は円安が進み、海外の方にとって、
日本の製品は購入されやすいです。
また、
僕がブラジルで感じた日本人の謙虚さ、
細かいことをずっと続けられる忍耐、
日本の人気は今まさに海外に発信されるべきだと感じています。

 これができるようになるのがMillyです。
必ず日本のものづくり企業が世界に広がって、もっともっと日本のことを好きになってほしいと願います。

 会社としてはまだまだこれからですが、ここをぶらさずに今使っていただいてるお客様と信じてくれている仲間の方々と頑張っていきます。 

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。

 他にも、
リクルートからITベンチャーに転職したことや、
ブラジルでの経験や、
起業に至った経緯を書ききれないことも多いのですが、
別の記事を読んでくださると嬉しいです。

これからミリー共々どうぞよろしくお願いいたします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?