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肌寒い日の楽しみ

5月1日(水)
朝、ぱちりと目が覚める。いつもよりちょっと早く目が覚めた。やった。小鳥と鳩の歌声にうっとり。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに「おはよう!」と、あいさつをする。
雨が降っている。肌寒くてぶるっとする。

カカオにご飯をあげる。
ウーちゃんとルーちゃんにエサをあげる。

カレンダーをピリッとやぶる。楽しい。

仕事をする。ディスクロージャー誌の表紙と資料編のラフを描く準備。

修一郎が起きてきた。
食事の用意をする。

午後、ごはんさんと出かける。雨の中、ごはんさんの車に乗って Iさんのもとへ しゅっぱーつ!

到着。
Iさんが温和な笑顔で迎えてくれた。お話をする。

そのあと、遅いお昼ご飯を食べてから、こもれびの森へ行くことにする。

アレルギーの私が食べれるものがある ごはん屋さんに寄る。いろいろ選ぶ。山盛りポテトも頼む。

「ここのポテトは本当においしいね。」と言いながら もぐもぐ食べる。

ぜんぶ食べ終わらないうちにプリンに手を伸ばす。

「あ、みるさんがもうプリンに手、出した。」と、ごはんさん。ぎくり。残りのポテトをきれいに食べてもらう。

おなかがいっぱいになったところで、しゅっぱーつ!

こもれびの森に到着。
猫たちがギャーギャー言いながら出迎えてくれた。
用事をして探し物をする。Iさんのもとへ戻る。

いろいろあって、最後にみんなで笑って「ゆっくりいきましょう。」ということになる。

帰路に着く。
いつものお店でお買い物をしようと、ごはんさんが駐車場に車を停めた。
そのとき、電話が鳴った。誰だろう?
成和陶材のOさんだった。以前 頼んでいたものをこれから持ってきてくださるということ。40分くらいかかるようだ。てきぱきと お買い物を済ませて帰る。

ごはんさんのお庭で待つ。
ごはんさんが出しっぱなしのバーベキューコンロに火を点す。肌寒い日なので炭火のぬくもりが本当にきもちいい。炎がゆらゆら揺れて火の精が踊っているみたい。ただ火でぬくもることがとてもとても楽しい。

Oさんご夫妻がやってきた。
品物を受けとる。可愛くラッピングされていてびっくりする。ここまで持ってきてくださったことに感謝のきもちでいっぱいだ。

Oさんとは何度かお会いしたことがある。奥さまとは初めてだった。優しい雰囲気の可愛らしい人だ。絵本が大好きだということ。穏やかな雰囲気がよく似ているご夫婦だなぁ。と、思った。

ごはんさんがコールマンの椅子を出した。みんなで少しおしゃべり。

Oさんご夫妻を見送ったあと、さらに炭を足してゆく ごはんさん。まろやかなぬくもりに とろける。

「なんか焼こうか。」ということになる。

一旦家に帰る。
修一郎の食事を作る。

「今日もバーベキューするよ。」と言うと、「わっすごいねぇ。」と言った。

炭がパチパチ燃えている。
スキレットを置いてオリーブオイルをたっぷり入れる。小さく切った椎茸を入れて、岩塩をゴリゴリと挽いて振りかける。しっかり火が通ったらご飯を入れる。まぜまぜ。卵を入れる。まぜまぜ。ぱくっ。おいしい〜。毎日同じものを食べているけれど、毎日おいしい〜。

スキレットで焼いた椎茸卵ご飯を器に少し入れ、菜箸でかきこんで食べてみる。この食べ方、すっごく食べた気分になる。ふふ。と、思っていると、

「みるさん、その食べ方して すっごく食べたって顔してるけど、スキレットにめっちゃ残ってるから。」と、ごはんさんがお酒を飲みながら言った。

お見通しだ。何度もそうやって食べてみる。ぜんぜん減らない。でも、時間をかけて完食した。私にしては たくさん食べた。最後までおいしかった。その間に ごはんさんは焼き鳥を20本食べた。

バーベキューを満喫して、家に帰る。
ウーちゃんとルーちゃんの水を換える。

仕事をする。

夜、庭に出る。
北斗七星が輝いていた。久しぶりの友だちに会ったようで、とてもうれしくなった。
「久しぶり!」と言って手を振る。ぴかぴかと輝いてお返事してくれているみたい。ちゃくちゃくと星座の向きが変わっている。地球は回っているんだなぁ。と思う。夜のぜんぶに「おやすみ。」を言う。

カカオは遊びに出かけている。

今日もいい一日だった。

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