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修理雑記 -peterson Strobo Stomp 2 SV-S2-

自分が楽器店に入社したころ、やけにコンのストロボチューナーが転がってました。
いつの間にかどこかに消えてましたが、どこにいったんでしょうね?

あのクルクルと回り(回ってない)、光る感じ。なぜかテレビで見てた東京フレンドパークを思い出し、パジェロコールが脳内に響きます。

ストロボチューナーも最近はディスプレイ表示型ですね。合わせる感覚は少し異なりますが、精度が高いことは感じ取れます。
あとバズフェイトンチューニングってどうなったんですかね?

そんなこんなでハードオフを見て回ってきました。
(そういえばアンバサダーになりました)

近未来感

今回一番の良かった買い物かもしれません。
ディスプレイ表示しません。バイパス音はでます。
ダメでもまぁ良いかと挑戦。

コレはもう直ったあと

ディスプレイは割れもなく、デジタルチップ周りの損傷や変な部分は外観からは無さそうでした。

調べると、この機種は電源周りに不具合が多いとのことで、その線で確認していきました。

その中でデジタルでよく使用する5V、この電圧を作るIC周りがおかしそうです。
入力はもちろん9Vなのですが、何故か出力も9Vになってる…お前、何のためにそこに立っている…

面構えだけは立派

どうやらグラウンドがどこか短絡してる(しかけてる?)ようで、一番疑わしいダイオード、コンデンサを…ってダイオードじゃん

キレイな故障パターン

コレがキレイにジャンパー線と化したダイオードです。

とりあえず外す

外したら動きましたね。
逆電圧が入力されたときの保護的な部分なので、間違えないときは、外して、良い。

ということで、動作としては問題なし。
適当なダイオードに付け替えて、清掃しつつ組み直しました。

結局、楽器固有の問題が顕現してしまった、というより人為的な破損でした。
具体的に言えば、センタープラスのアダプタを間違えて挿したのかもしれません。

お気をつけください。あなたのすぐ後ろにも…
センタープラスが…


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