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滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie(20/12/5-6)

どーも! #見守り太郎です 。メジャー邦画の初土日興行だけを、興行収入を見守りたいから見守る記事を毎週お送りしております。

今週は「サイレント・トーキョー」が公開されましたが、191館公開でロケットスタートを切った「滝沢歌舞伎ZERO」を見守りたいと思います。

① 作品紹介

あなたの知らない 滝沢歌舞伎ZEROがここにある これは舞台でも映画でもない とのこと。

画像1

② OP興行

まずはこちらで確認します。

滝沢歌舞伎ZERO

販売数:98,042席
座席数:376,242席
回数 :1,615回
館数 :156館

稼働率  :26.1%
平均キャパ:233席
平均回数 :5.2

続いて、こちらを確認します。

興行収入を見守りたい! との齟齬を修正すると、以下のようになります。OP興収が近い「関ヶ原」と比較します。

滝沢歌舞伎ZERO

初土日興収 :3億9,900万円
初土日動員数:13万8,000人
実質座席数 :46万0,655席

★最終興収=(191館×233席×5.2回×30.0%×2,891円)×◯◯倍
関ヶ原

初土日興収 :3億9,600万円
初土日動員数:31万2,000人
実質座席数 :112万0,043席(滝沢対比243%)

★24.0億円=(360館×303席×5.1回×27.9%×1,269円)​×6.1

2016年以降の実写邦画全体のOP興行でのポジションはこちらです。

画像2

※縦軸が座席数、横軸が動員数。

※薄緑が最終興収10億円未満、緑が10〜15億円、水色が15〜20億円、青が20〜30億円、紺が30億円以上。紺色作品のみタイトルも記入してます。

※赤点が滝沢歌舞伎、サイレントトーキョー、ピンクが公開中の近作(ドクターデス、とんかつDJ)

③ まとめ

「滝沢歌舞伎ZERO」は、1館あたり233席キャパで5.2回を191スクリーンで上映、平均して100席あたり約30人を動員。「関ヶ原」は、1館あたり303席キャパで5.1回を360スクリーンで上映、平均して100席あたり約28人を動員。

ポイント①
席数(館数、キャパ、回数)=滝沢歌舞伎対比243%
動員数=滝沢歌舞伎対比226%
…と圧倒的に関ヶ原に軍配!
ポイント②
稼働率はほぼ同等!
ポイント③
単価に戦略あり!
滝沢歌舞伎は2,891円、関ヶ原は1,269円!

前売券も当日券も、3,000円均一とのこと。おそらく前売券?の手数料?で、じゃっかん平均額が下がり、2,891円になっているのかと。

もともと舞台の映画化企画であり、また新感線のゲキシネなど映画館で上映する際に4,000円、5,000円など高額にする流れから、この価格設定にしたのかと。Snow Manの圧倒的な動員力のなせる術ですね。

究極のアイドル映画ゆえ、伸び率がどれくらいになるかが、今後の注目点です! 関ヶ原同様に、6倍近くいけば、最終興収20億円以上の大ヒットも見えてきます! はたして…

以上、「滝沢歌舞伎ZERO」でした。

#見守り太郎




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