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ナッジの相棒「ブースト」とは?〜ダイエット成功の必需品〜/小学生/教育

そもそもナッジ理論とは?

ナッジ(nudge:肘で小突く)とは、
意思決定者に判断や意思決定を
自由に行わせる余地を残しつつ、
よりよいと考えられる選択を
後押し
するための工夫を指します。
詳しくはこちらをご覧ください。

ブースト理論との違い

一方「ブースト」は、
人々の認知的能力をそのものを向上させ、
より良い意思決定を下すための
力を育てる
アプローチです。

「人々が、自身で選択するための認知的技量(competence)を改善する」「既存の認知的技量を高めたり、または新たな技量を身につけることによって、人々が主体性を発揮できるようにする」ための介入

Hertwig & Grüne- Yanoff, 2017, p. 974

説明下手ですみません。
恒例の「なんじゃそりゃ」ですね。
ダイエットでたとえてみると、
①正しい食事知識を学習すること
②ダイエット成功者の話を聞くこと など

いわゆるブーストになります。
知識や体験です。

つまり、
ナッジは
「良い選択をしやすくするさりげない手助け」
で、
ブーストは
「より良い選択をする能力を身につけること」
です。
ナッジは対象者を正しい方向へそっと導く
友だちのようなもので、
ブーストは対象自身のスキルや知識を高める
トレーニングのようなもの
と考えると良いでしょう。

ブースト理論の応用例をそうじナッジで解説

そうじに熱心な子どもたちの気持ちを聞くブースト

そうじ熱心な子どもたちの意見をクラスで共有し、
他の子どもたちが前向きな感情を
持つように促します。
これにより、
そうじをやることで感じる気持ち」を
学習することができます

子どもは、大人の言葉よりも、
仲間の言葉に耳を傾けることが多くありませんか?
そうして、少しずつ、
そうじをやることのメリットを知り、
よい意思決定を行う知識を身につけていきます。

このように、
ナッジでそうじへの参加を促し、
ブーストにより掃除の重要性と
その効果を理解させる、
ナッジとブーストの組み合わせをつくることで、
子どもたちはより自発的に活動に
取り組むようになります。

ナッジとブーストによる教育の未来

このアプローチは、
子どもたちの行動をゆるやかに導きつつ、
認知能力と意思決定スキルを強化するための
効果的なひとつの考え方になると考えています。
これは成績や数値が求められる
塾やYouTuberとは異なり、
「ゆるやかに」9年間寄り添うことのできる
公教育ならではの強みだと思います。
また、自己評価や自己反省の機会を通じて、
自分自身の強みや改善点をより理解することもできます。
この作業を毎日繰り返し行えることもまた、
強みではないでしょうか。

学校教育が
単なる知識の伝達を超えた
子どもたちが
社会に出たときに活躍するための教育
あることを
私たち教師が自信をもって
言えると素敵ではないでしょうか。

最近熱くて固い文章が多くすみません。
また次の記事にお付き合いいただけますと、
幸いです。

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