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【読書感想】 宝島 真藤順文

文庫本で上下700ページ近い大作です。

読み終わった今、友情、愛情、家族愛がごちゃ混ぜ(チャンプルーやね!)になっていて、あきさみよう!と叫びたい気分です。

沖縄言葉が混ざっていたりでなかなか読み進められなかったのですが、下巻に入ってからは一気読み!

グスクや、レイ、ヤマコとの長い道のりが終わってしまうのが寂しいー!!

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あらすじ

米軍基地を襲撃した夜、故郷いちばんの英雄が消えた。

英雄の帰還を待ち望みながら沖縄を取り戻すため立ち上がる、グスク、ヤマコ、レイ。

長じて警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちは、米軍統治下の時代のうねりに抗い、したたかに生き抜こうとする。



沖縄基地問題について考えさせられる一作

戦後の沖縄から沖縄本土返還までを時代背景に描いています。

米兵と地元民との問題や、基地の危険性など学校ではあまり深掘りしなかった内容についても学べた気分。

また沖縄人の気質、景色の美しさ、コーンドッグの美味しさ!

一度行ってみたいですね!

重苦しい雰囲気になりがちな場面も、かっこ書きで軽い口調の合いの手が入り、私はこの書き方が結構好きでした。

この世界観に没入したので、しばらくは、あきさみよう!から離れられないかも^ ^


あきさみよう!

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