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イギリス悲喜こもごも

イギリス生活を始めて一年ほど経った。
毎日は基本的に同じことの繰り返しで、子供が昼ご飯を食べてから夜ご飯までの4〜5時間を今日はどう過ごそうか、あー、まだ14時、まだ15時、、という感じなのに、それでも振り返ると一年はあっという間で不思議な気分になる。
この一年、色々な場面で「イギリスどう?」と聞かれることも多かったけれど、毎回なんとも答えにくい。
なぜなら心の底からイギリス超良い!好き!とは絶対言えないけれど、かといって嫌いか?と聞かれたらいやそんなことはなく、複雑な感情が入り乱れるから🫠
一年を振り返って、この「イギリスどう?」を自問自答したとき、”悲喜こもごも”という言葉が1番しっくりきている。

イギリスの’悲’
物価高い ←これが’悲’の9割を占めていると言っても過言ではない。
・冬、マジで暗い、寒い ←これが’悲’の5割を占めていると言っても過言ではない (あれ、計算が合わないぞ)
・住宅設備の故障頻度が高い
<ここ一年間で我が家で壊れたもの> バスルームの暖房設備/キッチンと廊下の照明/食洗機/ドアノブが取れる/シャワーが接続部分から外れる
・バス電車すぐ止まる、運休する、ストする。
・スマホを無くしたら99%帰ってこない (はい、私スマホを落としました)

イギリスの’喜’
・他人が子供に優しい。フレンドリー。
・施設や飲食店が子供に優しい。日本と比較してハイチェアやおむつ替えスペースがある率が高い。
・どこでも公園がある。緑が豊か!
・オーガニック野菜、製品がそこまで高くない(ベースの物価がすでに高いからそう感じるのかも)
・歴史的建造物などの観光スポット、演劇やミュージカルなどエンタメにも事欠かない。無料で入れる博物館や美術館も充実している。

ざっくりこんな感じ。
特に物価の高さに関しては、イギリスに着いて早々に夫から「1ポンド=100円と考えないと生活できないよ!周りの日本人駐在員もみんなそう言ってるよ」と言われたものの、円換算するのをやめられず。。そしてたま〜に外食に行ってはお会計を見て落ち込まずにはいられなかった。。
とはいえさすがに最近は慣れてきて、普段のスーパーのお買い物ではポンドをポンドとして捉えて高い・安いを判断できるようになってきた。外食も行くときは最初から腹を括ってお会計は極力見ない、または見ても「ふーん」で終わらせる強いマインドを持てるようになって、円換算による精神的ストレスからは解放されてきた気はする。

それでも、ふとした瞬間に円換算をして、日本だったら、、とやりきれない気持ちになることはゼロではない。
ちなみに、本日のレートは £1=¥187。泣きそう!






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