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【子連れ旅行記】イタリア・ベネチア3泊4日①

夫は基本何かしら仕事をしていて休みがほぼ無いのですが(ブラック企業…)急きょ休みが取れそうということで、大急ぎでフライトとホテルを予約して行ったドタバタのベネチア旅行の記録です。
噂通り階段が多かったベネチア!振り返ってみると、まだ子供が抱っこ紐を使える体重のうちに行っておいてよかったな、、と感じます。

《子連れ旅 基本情報》

時期・期間:2023年5月下旬・3泊4日
子ども月齢:約1歳3ヶ月
子どもの状況:ひとりで立っちできるけど、まだ歩けない。ミルクは卒業し、ごはんは結構食べる方。

《旅のハイライト》
・王道観光スポットで感じるベネチアの栄華(サン・マルコ寺院&ドゥカーレ宮殿)
・憧れのゴンドラで水の都の街並みを堪能
・カラフルなブラーノ島でまったり散歩
・パスタ!魚介!リゾット!←


1日目:ベネチア到着!リド島のホテルへ

初日はロンドンを昼すぎに出発するフライトで、夕方にベネチアのマルコポーロ空港に到着!早速ホテルに向かいます。
今回は旅行の計画があまりに直前だったためか、ベネチア本島で予約できそうなホテルは一泊10万円超えのものしか残っておらず、なんとか予算内で見つけられたのがリド島にあるこちらのホテルでした。

しかし、結果的にはリド島宿泊もまったく悪くなかったです!主な理由は以下4点。

1. 空港とリド島間は水上バス(大きめのボート)一本でスムーズにアクセスでき便利
2. リド島からベネチアのメイン観光スポットであるサン・マルコ広場まで水上バスで行き来がしやすい(ベネチア本島内で階段に苦しみながら移動するより、場合によっては楽)
3. 至る所に階段があるベネチア本島と比べて、リド島は平坦なのでベビーカーやスーツケースを持ちながらでも移動しやすい
4. リド島のビーチが思いがけず綺麗で、子供が楽しめた(次の記事参照) 

空港からリド島までは複数の行き方が存在しますが、前述の通り我が家は空港からリド島まで一本でいけるボートを利用しました。
ちょうど夕暮れ時にボートに乗り込んだため、薄暗闇の中で光り輝くベネチア本島を横目にわくわくしながらリド島へ。
ボート降り場からホテルまでは、比較的広めの道路をひたすらまっすぐ歩いて20分程度。普段ロンドンでスーパーに行く時とあまり変わらないので、我が家としては許容範囲でした。
ホテルにチェックインする頃には子供は普段ならもう寝ている時間だったので、すぐお風呂に入れて寝かしつけました。
夕食はルームサービスでピザを頼み、子供が起きないように暗い部屋でこっそりと食べましたが、それでも美味しかったです…!
初日はこんな感じで、明日からの観光に備えます。

2日目:ムラーノ島でベネチアンガラス作り見学→ベネチア本島観光

ホテルで朝食を済ませて観光しに行こうとしていた私達ですが、子供好きな愛想の良いフロントのスタッフの方に話しかけられ、自然と「今日はどこに行くの?」という話題に。
すると話の流れで、「ホテルのすぐ目の前にある水路からボートでムラーノ島のガラス工房に連れていき、見学後はサン・マルコ広場までお送りすることができますよ」とのオファーが!
ちょうどベネチアンガラスにも興味があったので、ぜひ!とお願いしたのですが、言った直後にこれは追加料金がかかるのではないか、、?!と焦った貧乏性の私。「How much is it?」と直球で聞いたところ、「It’s complimentary」とニッコリされました。ほっとすると同時に恥ずかしかった。。

出かける準備を済ませて水路のボート乗り場に行くと、想像以上にオシャレなボートがお迎えに来てくれました。

え?セレブ?←単純

しかも更に驚いたのは、他の乗客がおらず貸切状態で出発したこと!!
リド島のボート乗り場まで20分歩かずに済んだだけでもラッキーでしたが、VIP気分を味わいながらムラーノ島への水上移動を楽しみました。

ムラーノ島到着後のベネチアンガラス工房の見学は、てっきり静かな空間で熟練の職人の技を垣間見る程度なのかと思っていましたが、座るスペースまでしっかりと用意されている活気に満ちた一種のパフォーマンスでした。
動画が無くて残念ですが、ガラスの塊が見事な馬のオブジェに変化する過程は一見の価値ありだと思います!
工房見学後はショッピングエリアに案内され、各自自由にお買い物の時間でした。
どれも素敵でしたが、持ち帰ることも考えてスクエアの小皿を購入。意外と食洗機もOKで、そこが決め手となりました。

買い物後、工房の出入り口はボート乗り場に直結しているので、ほとんど歩くことなく再びボートへ。いよいよ観光のメインとなるサン・マルコ広場に到着です。
まずはサン・マルコ寺院を見学するため、入場の列に並びました。この日は曇りで多少雨にも降られましたが、30分程度で中に入れたと思います。
この間、子供は抱っこ紐で多少昼寝してくれました。
サン・マルコ寺院内では、10€の追加料金を払って黄金のパラ・ドーロ(Pala d’Oro)も見学。美術に詳しくない私でも思わず見入ってしまいました。

寺院見学後は近くのレストランでお昼ごはん。観光地なのでどこもテーブルが空いていれば積極的に客引きしている印象でした。その中でも口コミがそこそこ良さそうなお店に入り、タコのグリル、シーフードリゾット、子供向けに焼き野菜などを注文しましたが、どれも安定の美味しさでした!
ちなみに、これはベネチア旅行全体を通して感じたことですが、どこのレストランでも子供用のハイチェアがあったのは良かったものの、大概ベルトがなかったり壊れていたりで、子供が立とうとする度にヒヤヒヤしました汗
(イギリスだとハイチェアにはベルトが付いている、もしくは立ちにくい構造のものが多い気がするのですが。。)
たまたま私たちが行ったレストランがそうだっただけかもしれませんが、よく動くお子さんは注意です!

食後は、サン・マルコ寺院のお隣にあるドゥカーレ宮殿へ。豪華絢爛な装飾と絵画で彩られた内部も素晴らしかったのですが、個人的には囚人の牢屋として使われていた空間を見学できたのが興味深かったです。

途中から首が痛くなりました笑
扉の小ささが物語りますね。。

ドゥカーレ宮殿見学後は水上ボートでリド島へ戻り、ホテル近くのレストランで夕食を食べました。
大満足の2日目終了です!


3日目のゴンドラ体験、4日目のブラーノ島散策は次の記事に続きます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!


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