私の妊娠、出産について<②水子供養>

前回の流産から数週間後の2023年6月下旬ごろ、水子供養を行った


お焚き上げにはエコー写真を持って行った。
といっても心拍確認もできていないから、胎嚢しか写っていない写真だけど・・
とにかく、今回の妊娠は私と彼にとって大事なきっかけになったものだったから
全く形になっていない状態でも、少しでも忘れたくはなく大事なものにしたかった。


土曜の昼間の時間だったが、供養に参列していたのは私たちのほかに、2組。
子連れの3人親子が1組と、同じ年くらいの男女が1組。

供養が始まるまではお寺周辺を散歩したり、ゆっくりとした時間を過ごした。
行きに買ったお布施の袋への記入を、お寺の陰で行った笑

供養の時間はどれほどだったか覚えていないけど、
お坊さんの読経中、涙がぽろぽろ流れてしまった。

次は絶対に会いたい。絶対に形にしてあげたい。
やめたほうがいいと思うなんて思ってしまって申し訳ない。
そんなことを考えていた。


供養後、近くの公園で少し休んだ。
土日の昼間だったため、家族連れが多い。

お酒を飲むことが大好きな私とパートナーは、
缶酎ハイを飲みながら散歩して、夕方には岐路についた。

付き合って日も浅いしまだまだこれからだけど、
今回の件を経てこの人とずっと一緒にいたいなぁ と、
悲しかったはずなのに幸せな気持ちにさせてくれたのは、
お空へ帰ってしまった赤ちゃんのたまごがそう思わせてくれたのかもしれないと本気で思った。



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