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“真面目”は長所。でもそれは、ハワイでは"クソ真面目"に匹敵する短所?

「Mimiの真面目なところは長所だけど
そこに"クソ"が付いたら
それは短所になるからね。
ハワイに来たのだから
ハワイのペースに合わせて
真面目もほどほどにやらないとパンクするよ」

私がハワイに来た時
大切な人からもらったアドバイス。

「真面目」は
長所として捉えられることが多い。
日本にいる時は
私の真面目も特に仕事においては
良い面として作用することが多かった。

しかしこの真面目には、落とし穴がある。
"クソ"が付いて"クソ真面目"になると
それは短所に変わるのだ。

クソ真面目になると
やらなければならないことに
固執してしまったり
些細なことにこだわって
事態を難しくしてしまったり
変な責任感に思考を乗っ取られて
融通がきかない面倒臭い人に
なってしまったりする。

真面目な人が
特に頑張ったりする時
この"クソ"が出現してしまう

私自身
幸か不幸か真面目要素を持っている人間なので
一生懸命になるとあっという間に
この"クソ"のボーダーラインが
視界に入ってくる。
そんな時は
何のためにやっていて
どうすることが関わる皆がハッピーなのかを考え
深呼吸をして我に帰り
"クソ"に汚染されないようにしている。

ところがハワイでは
今までのそんな対応では
不十分であることを思い知らされる。

日本の普通の真面目が
ここハワイの感覚では
すでに「クソ真面目」のレベルであり
何事もうまく行かない。
お互いにストレスも溜まってしまう。

やらなければいけない最低限のことが
全うできなくても
今日の仕事を明日、明後日と先延ばしされても
期日を守ってくれなくても
「まぁいいか」と思えなければ
ハワイではやっていけない。
日本の感覚でいちいち驚いたり
ストレスを溜めるのは
「ハワイ流に対応できていない」ということ。

自分の中の「ちゃんと」は
一旦横に置いておいて
スムーズに進むことを期待してはいけない。
自分の中の業務基準も
ハワイ流に書き換えなければならない。

今ある環境の中でやれること
今いる人材の中でやれること
ハワイのテンポでやれること

事態が180度変わってしまうわけではない限り
ちょっとずつでも前進すれば良しとして
自分も周りもストレスに押し潰されることなく
笑顔で1日が送れる方を選ぶ

ハワイ流と調和を取って対応していかなければ
ここではどんなに正しい(と思う)ことをしても
うまく行かないことを学んだ。
そもそも私が「正しい」と思っていたことは
日本での常識であり、ハワイの常識ではない。
他国に来て日本の常識を掲げても
それはとんだおかと違いであり、迷惑な話。

つい忘れてしまいがちだが
自分は今ハワイ(アメリカ)という
外国で暮らしている外国人である
そのことを今一度肝に名じ
「郷に入りては郷に従え」
ハワイ流、ハワイの常識を
学ぶ必要、取り入れる必要がある。

海外で外国人として生きるということは
戸惑いを乗り越え、常識をリセットして
新しい感覚を学んでいくことなのかもしれない。

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