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マチネの終わりに 映画レビュー編

※この投稿は映画の内容についてネタバレになる恐れがあります。また野放図なコメントにより気分を害する恐れがありますため、特に主演俳優陣ファンの皆様におかれましては閲覧されないことをお勧めします。

本日、話題の映画『マチネの終わりに』を観てきました。

そして何を思ったか、誰の需要もなさそうなタダノ映画レビューを有料公開!するという暴挙に踏み切ることにしました。本当に超主観的な、ただの感想を綴っただけのものであり、これから映画を観ようとしている方への有益な情報などは、なにひとつ!これっぽっちも!御座いませんので、その点よくよくご留意くださいませ。

気づけば3500文字超、ずいぶん脱線してどうでも良い個人的なエピソードまでつい晒しちゃってるので、そこまでしても読んでみたいという奇特なひとだけに届けばいいかと…

いないと思うけど(^0^;)

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さて。

私は石田ゆり子が、好きだ。


(あのゆり子さまを呼び捨てにするなんて畏れ多いのだが、愛を込めてここではあえての敬称略で書かせていただく。)

まず、それを声高に、ここに宣言しておきたいと、思う。


『マチネの終わりに』は原作ありきの映画だ。

原作から読むか、映画から観るか、こういうケースはいつも観客のあいだで論議となる。が、どうあがこうが、ひとはどちらか一方からの視点しか持てないのだから、ベストな結論というのはありえない。

今回は、あえて原作を読まず、前知識もできるだけ入れず、映画鑑賞先行を選んだ。


その結果は…


キャスティング、シチュエーション、エピソード、どこをとってもツッコミどころは山ほどある。

細かいことを言い出せば、キリがない。


だが、しかし。


私は石田ゆり子を、観に行ったのだからそれでいいのだ。


結論。


とか言っちゃったら、

以上!!

ってなるだけだから、もう少しちゃんと書くことにする。

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『マチネの終わりに』については撮影中から石田ゆり子本人のInstagramなどで情報を入手しており、公開されたら絶対に劇場へ観に行くと決めていた。

しかし、とある映画鑑賞の折にたまたまこの映画の予告が流れてキャスティングを知った時、ちょっと嫌な予感がした。

原作が大ヒットして映画化、キャストが豪華でかなり前から大々的に宣伝されていて、フジテレビ&東宝、ときたら…


どうも雰囲気があの『冷静と情熱のあいだ』に近いような気がしたのだ。

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