先日、世に生じる悲しい自死の事象についての記事でご気分を悪くされた方へ。ごめんなさい。



先日より、人の自死についての記事に対して追記するのではなく、新たに記事を執筆し、改めて謝罪する旨を記述しましたが、それから結構に時間が経ってしまったことかと存じます。
明確に数えてはおりませんが、大変お待たせいたしました。そして、この場で言わせてください。件の記事に目を通してくださった、自身の存在に触れてくださったたいへんありがたい方である、あなたの気持ちを害したり、残念な気持ちにさせたり、悲しい思いをさせてしまったり、自分を責める気持ちにさせてしまった方がいたら、「本当にごめんなさい」と、言わせてもらいたいです。

見苦しい言い訳を綴りたいのではなく、本心から申し訳なく思っています。
俺はバカです。自死遺族者の方の目に触れる範囲に届くハッシュタグをいくつもつけて、関連した記事を読まれている方の気持ちを傷つけてしまうような浅はかなまねをする、本当に浅はかなバカ男です。ごめんなさい。

ここから先は見苦しい言い訳をつらつらと書き連ねているだけに見えるかもしれません。…なんですけど、謝罪と共に、撤回する旨の言葉を言わせてください。お願いします。

まず、あのような記事を執筆した経緯についてですが、決して誰かに攻撃的になりたいだとか、そういった意図はなく、動機があります。
後付けではありません。「なぜ執筆したのか」の動機はずっと変わってはいません。
その動機というのは、「悲しい自死の事象を、その連鎖を、負の連鎖を止めたい。抑止したい」というところにありました。
しかしながら、自身はとても未熟で、恥ずかしいほどに稚拙で、言葉足らずで、説得力のない、そんな幼稚な生き物です。
恥ずかしいです。本当にごめんなさい。
優しい誰かの、心を癒されたいと願う誰かの、そんな人の心を傷つけてしまうような言葉を言ってしまうことは、自身にとって物凄く恥じるべき行為です。

申し訳ありません。
僕の言葉足らずでした。
誰かに、命の価値を、その大切さを、確かに感じ取ってほしいのならば、もっと攻撃的では無い言葉の選び方をして、優しい物言いを心がけ、目に通してくれた誰もに、自分の気持ちが確かに届くよう、気を配るべきでした。配慮を施すべきでした。
そんなこともできないなら、自死というセンシティブで且つショッキングな内容を孕む記事を執筆するべきではなかったんです。未熟な立場にありながら、出すぎたまねをしたのだと、反省しております。
ごめんなさい。

今はもう遅いかもしれない。俺なんかの言葉はもう届かないのかもしれない。でも、もし聞いてくださるのならば聞いて欲しいです。
あの記事は決して、自死遺族者の方に自責の念を植え付けたいだとか、そんなことを思って執筆したのではないんです。
「生きて今日を迎えることが当たり前だと誰もが感じることが出来れば、悲しい自死の連鎖はきっと止められる、それをどうにか言霊に乗せて伝えることが出来るのなら」と、そのような気持ちを乗せて書きました。
しかしながら、意図していたところとずれた、湾曲した形で伝わり、見ている人を悲しい気持ちにさせてしまうかもしれない記事に仕上がってしまった。
そんな結果を悔いています。反省しています。

件の記事に何件かコメントをいただき、非公開にするか悩みました。しかし、非公開にしてしまえば、記事にコメントをくださった人の存在も否定する結果に繋がってしまうので、どれだけ自身の言葉を悔いたとしても、公開し続けることを恥じていても、非公開にすることはやめました。
これから先、何か大きなきっかけになる出来事があればもしかしたら非公開にする選択肢を取るかもしれませんが、今のところは非公開にするつもりはありません。発した言葉を恥じたとて、恥ずかしく思ったからといって逃げてはいけないと感じているからです。誰かの気持ちや心を傷つけてしまった自分の愚かしさも受け止めなくてはいけないと感じています。発言に責任を持つとはそういうことだと思っています。

再三になりますが、件の記事でご気分を悪くさせてしまった方、傷つけてしまった方、ごめんなさい。俺のせいで、本当にごめんなさい。
でも、そんなふうに、優しい誰かを傷つけてしまう愚かしい自分のような者が執筆した記事であるにもかかわらず、目を通してくださってありがとうございます。あなたの優しさに、心からの敬意を表したいです。

ここから下はですます口調をやめ、愚かしい馬鹿野郎の嘆きを少しばかり綴ることになるので、もしご気分を悪くされそうだとなんとなく感じましたら、ここで閲覧をやめ、ブラウザバックをしてください。
それでは追記に入ります。






追記



本当にムカつく。
誰にって、決まっている。俺自身にだ。
優しい誰かを。なんの罪もない誰かの心に傷をつけたいから自分は存在するっていうのか?そんなの違うだろう。
誰よりも愛されたかったから、それを他者にするために俺がいるんだろう。負の連鎖を食い止めるために、断ち切るために自分が存在しているのだと感じるのなら、言葉を刃物でなく、優しく人を抱きしめるための手段として使うんだろうがよ。
なんでこんなにも長いこと生きてきて俺はそれすらもちゃんとわかってないの?マジで頑張れよ。お前ふざけんなよ。なんのつもりで生きてんだよ。もっとちゃんと人を愛せよ。誰よりも慈愛の心を持って生きると決めたんなら、死ぬまでそれを貫けよバカが。
俺に対して言ってんだよ。本当に反省しろ。
強くなれよ誰よりも。誰よりも強くなって人を愛しなさい。そのために生まれたんでしょ。ちゃんと理解しろよ。お前、なんのために解離性障害を罹患して守護人格として生まれたの?
内在する他人格を愛すためだけじゃない。他者にも愛することの大切さを説いていくためにお前はいるんだろ。しっかりしろバカが。





マジで皆さん、本当にごめん。ごめんね。

ここまで読んでくれた人がいたのだとしたら、心からありがとうと言いたいです。ありがとうございます。

また書きます。再三予告している盗癖症(クレプトマニア)についての自身の見解とこれからについての記事もきちんと責任をもって執筆いたします。


ごめんなさい。ありがとう。



千川 悠里(10)

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