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『自分にしか歩めない道』がある



『大きくなったら、舞台に立ちたい』


音大生時代のステージにて


そんな夢を追いかけて、
私は音楽の道に進みました。


私には、
〝これから夢を追いかけていく人たち〟に
伝えていきたいことがあります。


それは、
『自分らしさを忘れずに、
  自分を信じて前に進むこと』


そうすれば必ず
あなただけの道が開けます。



音楽という夢を追いかける中で
私が見つけた〝生き方〟をご紹介させてください。





〝楽しさ〟から始まる『夢』


あなたの子供の頃の夢は、何でしたか?


子供の頃の夢は誰しも、
自分ができるできないなど関係なく
楽しさや憧れに満ち溢れたものだったと思います。


私は漠然と、
『音楽が好き』『ステージに立ちたい』
そんな想いを持っていました。



3歳から習わせてもらっていたピアノ、
12歳から始めた吹奏楽の経験。



高校進学を決める頃には、
いつの間にか、
音楽は私の人生のパートナーになっていました。


そして、音楽科の高校への進学を決めたのです。


生き残りをかけた厳しい世界


『音楽の世界は、厳しい』


自分でも分かっていました。
それでも、挑戦したかったこの世界。


やると決めたら本気の性格。
厳しいと分かっていたから、
全力で、がむしゃらに頑張りました。



毎日早朝夜遅くまで練習。
多い日には1日8時間〜10時間の練習。
ご飯と睡眠以外は音楽に没頭しました。



最初はなかなか簡単には結果はでなかったけど、
音大に進学して1年目の冬、
少し有名なコンクールで、先輩方を差し置いて
良い成績を残すことができたのです。
そして大学からも表彰されることになりました。



緊張やプレッシャーとの戦い



それから私の生活は大きく変わりました。


まだ学生ではありながら、
音楽の仕事をとてもたくさん頂けるようになったのです。


しかも、私の身の丈に合わないような

『大きすぎるステージ』
『素晴らしすぎる共演者』
『熱すぎる期待や注目』


私は大きな喜びと同時に、
さらに大きなプレッシャーや緊張を感じるようになりました。



東京神奈川千葉埼玉、
群馬や地元の岐阜など
大学の授業のない時は
指導や演奏の仕事を引き受けていました。



極度のプレッシャーと疲労を抱えながら
私はついに大学3年生の夏、限界を迎えました。



人生最大のスランプ期


その日は突然訪れました。

地元岐阜での演奏会。
オーディションを勝ち抜いて手に入れた貴重なステージでした。


朝から38.5℃の発熱。
全身の強い倦怠感。
それでも、私には何が何でも立たなければいけないステージでした。


リハーサルでは、
熱のせいなのか、倦怠感のせいなのか
上手く音が出ませんでした。
でもその日はなんとか本番を乗り越えることができました。


そこから約1週間、謎の発熱が続きました。
お医者さんからは、
菌でもウイルスでもなく、原因が分からないと言われ、病院で横になって点滴をする毎日。


やっと1週間ほど経ち、練習を再開すると、


〝音が思うように出ない〟


ロングトーンと呼ばれる
1番基本的な奏法さえ難しくなってしまったのです。


だけど、頂いているお仕事は待ってはくれません。
どんなに音が出なくても、ステージに立たなければいけません。音を出さなければいけません。



私のプレッシャーや緊張は
さらに増していきました。
私はそこで無理をしてしまって、
『ステージ恐怖症』を発症しました。



ステージに上がるだけで
回転性のめまいが襲ってくるのです。



たとえ自分が演奏者ではなくても
椅子に座っていたとしても
そこにいるだけで苦しくなってしまう。



私は大学4年生という
大学を代表して活躍する立場になるころに
人生最大のスランプに。




やっと音大生活も終盤を迎え、
社会に出て羽ばたいていく!
という輝かしいとき、


私は大好きだった音楽も自信がなくなり、
ずっと立ちたかったステージも怖くなり、
私の人生をかけて積み上げてきた大きな夢が、
儚く破られた瞬間でした。



良さや頑張りを見てくれている人がいる


私は何とか音大卒業までのステージをこなし、
そこからは自らステージを避けるようになりました。



そんな私のことを、
当時母校の大学の職員の方が目に止めてくださって、
私は音大の卒業生として高校生や親御さんの進路相談や進路説明会をするお仕事をさせてもらえることになりました。




関東を中心に全国各地の高校や
進路説明会に参加して、
『音楽とは』『音楽を進路にすることとは』
ということを伝える中で、
私は〝言葉の大切さ〟を実感しました。



どれだけ伝えたい想いがあっても、
〝言葉〟にしなければ伝わらない。


そしてどんな言葉を選ぶかによって
相手がどう受けとめてくれるかが変わってきます。



このお仕事の中で、
私は〝言葉〟の奥深さを学ぶ機会になりました。



出産&難病宣告を経験して


「もう音楽を仕事にすることはないかもしれない」


結婚をして家庭に入り、娘を出産してそう思っていました。


でも、出産4ヶ月にして
全身性エリテマトーデスという難病の可能性がある、と大学病院で診断されたのです。


平均寿命は、治療開始から約25年程度。
私は頭が真っ白になりました。
そして、今ある命や周りの方々のありがたさに気付いたのです。


それがきっかけで、
私は自分の人生を見つめ直しました。



私が今まで学んできたこと。経験してきたこと。
いつか終わりを迎える人生の中で
『私にできることは何だろう?』



『私はやっぱり、音楽しかない!』
そして、
『私にしかない経験がある!』



そう思い、
『自分らしく生きる力』を育む音楽教室を開講し、私にしかできないこと、
〝私にしか生きれない人生〟のスタート地点に立ちました。



私が音楽という夢を追いかける中で学んだことは
『自分らしさを忘れずに、自分を信じて前に進むこと』


その心があれば、
これから夢を追いかける中で壁にぶち当たったとしても、自分だけの新たな道が開けていきます。


世の中には、自分にはないものを持っている素晴らしい人がたくさんいます。
そして音楽に限らず、どんな分野でも評価は付きものです。


そんな中で、いかに自分らしさを忘れずに
自分を信じることができるかで、
行動が変わり、今が、未来が変わっていきます。


そして
自分を信じるということは、
〝人生を生きていくこと〟
そのものに繋がるのだと感じています。


私はその想いを、
〝言葉〟でたくさんの人に伝えられる機会も頂きました。


Beauty Japan 中日本大会にて
約800人の前でスピーチ&プレゼンをさせて頂きました。



まずは自分のできることで、
私自身が自分らしく、自分を信じて
自分の人生を輝かせられるように。


私自身が、
色んなことに挑戦をしています✨



最後までお読みいただき
ありがとうございました😊



2023年11月9日(木)14:00頃〜
Beauty Japan日本大会に出場します‼️
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