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アンチ韓ドラさんにおススメ・ウヨンウ弁護士は天才肌

昨日の夜が、最終話の放送でした@ウ・ヨンウ弁護士は天才肌。
楽しみにしすぎてお風呂に早く入っていたちぢみです。
このドラマの新しさにいくつか気づきました。
で、ああ、このドラマ本当にいいなぁってしみじみしたんです。
小さなところですけれど、韓ドラ嫌いって言う人たちでさえ、韓ドラ苦手なのっていう人たちでさえ、このドラマは好きになる要素がたくさんあるじゃん!! って思ったので、そこを書いてみたいと思います。

・父子家庭なんだけど荒んでいない。
 それは主人公が自閉症で、その娘に愛情もって、気遣いながら育ててきた
 からという自然さ溢れる愛情なんだけど、このお父さんはとても新しいキ
 ャラだと思う。
 韓国の映画やドラマって、片親は貧乏でDVが定番化してるとこあるけど、
 本当に違いましたから。

・大きな弁護士事務所の所長が二人とも女性
 ポジションとしては創始者ではなく後継者だけど、婿取りとかじゃなくて
 娘に継がせているのもジェンダー視点でみるととっても素晴らしい。
 そして、所長が会食会で「無理して飲まないで」というシーン
 があった。これも新鮮だった。お仕事ドラマの中で観る韓国は、とにもか
 くにも酒飲めないと仕事出来ないって評価されているのかって思うほど、
 のめのめのめのめが多いから。観慣れてない人には違和感だろうし。
 下戸の私からすると、飲みにケーション好きな人は、ちょっと敵。

・株主総会でキャリアアップの女性・判事も女性
 脚本家のムン・ジウォン作家が素敵な視点を持った作家さんなんだろうな
 ぁ。彼女のインタビューをいくつか読みましたが、心豊かで、知性的で、
 芯が太くて根気強い人、そして感受性豊かな方なんだろうなぁって想像し
 てしまったので、これはもう、作家の技量の大きさでしょう。
 とってもいいことを、女性株主がいうとこなんざ、すっとしました。

・変であることを無理に許すとか認めるとかしない
 ちょっと前まで、韓ドラ観てるとカウンセリングに行くのも内緒。
 ましてや自閉症は奇異か厄介かって社会は扱うのかなって、ちょっと
 がっかりするような描き方が多かったです。
 もうちょっと前だと、ドラマだからでしょうけど、独身女性でさえ厄介。
 1人ごはん、精神科、同性愛、自閉症、障碍、離婚した女性…… 
 …… と、なんとなくそういう人たちは奇異な存在って後ろ指差す人が必
 ず出てきて、その人の視点を軸にドラマ作ってる感ってのがありました。
 が、ウヨンウではそうじゃなくて、厄介だっていう人が厄介っていう視点
 になっていたのがとっても素晴らしかったです。
 あと、これは私も日常でしていきたいと思ったのが、
 自分とペースが合わない人に、直接「合せられない? どうしたらリズム
 撮り合える?」と会話でお互いを知り合ってく時間ね。
 無理にあわせてイライラしたり、合わせてやってるって優越小さく感じた
 り、もしかしたら合わせたストレスで陰口たたいたり、同情だけで終わっ
 たりしてきたかもしれないし、されてきたかもしれないなって思ったか
 ら。ウヨンウの周りでは、それがどんどん変化していくのが良かった。

ウヨンウ、まだ観てないって方には、本当におススメしたいです。
あとね、韓ドラ嫌いっていう方に勧めたいんです。
イメージ変わると思うので、ぜひどうぞ。
そして、はまってみてください。
韓ドラってラブコメかゲーム形式ドラマでしょ? (愛の不時着かイカゲーム)って思っている方、ここ数年で増えましたが。


違いますww

韓ドラは、人間を描いています。人生を描いています。まぢです。
どうぞご覧下さい。 あ、 ウヨンウの次は? って思ったら、コメントください。面白いお仕事ドラマをご紹介します

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