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「女性の自己肯定感」テーマのイベント発起。その背景や思い・実現を支えるMIMIRのカルチャーとは?(Research Division 関口・高木)

株式会社ミーミルと同じくユーザベースグループに属する株式会社ニューズピックスは、今月の24日(月)、25日(火)に丸の内を舞台に、5,000名規模の大型ビジネスフェス『CHANGE to HOPE 2022』(以下、CTH)を開催します。著名ゲストによるトークセッションや体験型のコンテンツなど内容盛りだくさんの本イベントでは、ユーザベースグループ各社メンバー起案のトークセッションも行われます。そのうちの一つがミーミルのリサーチ部門に所属する関口奈穂と高木朋子の二人が提案した「福田萌子氏×岡島喜久子氏対談  自己肯定感を高めて、新しい自分を見つけるセッション」。今回、前職でも同僚だったという二人に「女性の自己肯定感」をテーマとするに至った背景や思いについて、話を聞いてみました。

自分と向き合うことが自己肯定感を高めることに繋がる。

ー今回どうしてCTHへ参加を決めたのでしょうか?

関口
ユーザベースグループ全体のミーティングで公募枠があることを知ったのが、最初のきっかけです。今回のセッションのテーマにも繋がりますが、もともと私自身、自分で積極的に企画を考え、人を巻き込みながら実行していくのが苦手なタイプなんです。ですが、女性活躍や女性のキャリア形成に関連した取り組みができないかと以前から考えていたこともあり、これはチャンスなんじゃないか?と思いました。
とは言え、これまでイベントの企画なんてしたことがなかったので二の足を踏んでいたのですが、よもちゃん(高木のニックネーム)に話をしたら、ポップに「一緒にやろう」と言って背中を押してくれました。「だったらやろう!」と決め、本格的に始動しました。応募の締切数日前に決心がついたので、半ば勢いで企画を提案したという感じでしたね。

高木
それこそ、ネイホーさん(関口のニックネーム)とは前職時代から、「イベントとかやってみたいね」という話をしていました。なので、公募の話を聞いた時には「これはやらなきゃ」と思いましたね。

ー以前から意気投合されていたとのことで、良い関係性だなと感じます。

関口
一緒に働いていても、私に足りないところをよもちゃんが補ってくれますし、逆も然りで良いバランスだと私自身感じます。私はどちらかというとパッションとか気持ちでコミュニケーションを取っていくタイプで、今回の登壇者との打ち合わせにおいても「私はこういう思いがあるんです!」とストレートに気持ちをお伝えする場面があるのですが、よもちゃんは冷静沈着としていて、会議をスムーズに進行していってくれます。

高木
私はよく「人間味がない」って言われます(笑)
どちらかと言うと、企画全体の進行管理や必要機材の調達、最適な登壇者や来場者の動線などを考えたり整理するのが得意なので、そこの役回りを積極的に担い、熱意を相手に伝えるコミュニケーションに関しては、ネイホーさんを完全に信頼し、お任せしています。


ー今回のセッションのキーワードは「自己肯定感」ですが、お二人はご自身についてどのように思われますか?

高木
私は自己肯定感自体それほど高くはない、というかむしろ割と低い方だと思っています。
だけど、他の人が何か挑戦したいなと思っているときに後押しをしたり、「こういう機会があるから一緒にやらない?」と声をかけたりして、他者を応援したいという気持ちがあり、今回の企画においてもそういった気持ちでした。

関口
私も自己肯定感は高い方ではありません。
しかし、過去自分自身が大病を患って仕事をすることが困難な状況になり、キャリアについて悩んだ原体験があったので、今回のイベント企画に関して言うと「使命感」と言った方が正しいような気がします。よもちゃんの後押しがあったことももちろんですが、この使命感に突き動かされたからこそイベント企画に挑戦することができたと思っています。
また、ミーミル入社時に「今後3年間の目標」について書く機会があり、そのうちの1つとして「D&I(Diversity&Inclusion)に関わることをしたい」という希望を書いていたので、今回それを叶えることができました。挑戦には不安が付きものですが、同時に自分自身の思いに向き合うことが自己肯定感を高め、行動を起こす勇気にも繋がるのだと思います。

自分を卑下せず正当に評価することを大事にしてほしい。

ー初代WEリーグチェアの岡島喜久子氏と、モデル・スポーツトラベラーの 福田萌子氏が登壇されると伺いました。どのような経緯があったのでしょうか?

関口
お二人とも女性のエンパワーメントに関心を持ち発信をされていたので、私の中でははじめから候補として挙がっていました。実は私、昨年9月の発足時からWEリーグ(日本女子プロサッカーリーグ)のファンで、いつか認知を高める活動がしたいと夢見ていたんですよね。なので、今回快く承諾いただけてとても嬉しかったです。

高木
登壇者を検討しているちょうどその頃、福田萌子さんがインスタでジェンダーギャップ指数について投稿されていたのも拝見していて、面白いお話が伺えそうと感じましたし、まさにお話を聞く機会があればパワーをいただける、そんな気がしました。無事お二人に登壇いただけることになり、大変よかったです。


ー取り組み状況や苦労している点などについて教えてください。

高木
現在は、テーマや当日のセッション内容についての登壇者との細かい調整や台本作りなど、色々並行して行っています。苦労している点としては、セッション内容が伝わりやすいタイトルや、メッセージとして刺さりやすいサブタイトルの検討に想像以上に時間や頭を使っているところです。何度も会議を設けてはNewsPicks CCOの佐藤留美さんに意見をいただきブラッシュアップしたりなど、細部に意思を込めて一つずつ作り上げていくことの大切さを実感しています。
また社内連携の観点で言うと、他のメンバーにどの程度手伝いをお願いしていいか悩むことは正直あります。私たちは直属の上長に許可をもらった上でイベントに時間を割いて活動していますが、そうでない人もたくさんいるので。

関口
Slackでのテキストコミュニケーションだと尚更難しい面も確かにありますね。けれど、有志で協力してくれるメンバーがいて、本当に心強いです。モデレータは、イベント運営経験が豊富なだまちゃん(兒玉)にお願いしていて、彼女自身のエネルギッシュな一面も、今回のセッションにピッタリだなと感じています。

ーイベントを通じて、参加いただいた方にどんなメッセージを届けたいですか?

関口
自己肯定感が低くて「自分にはチャレンジできない」いう方もおられると思うんですが、そんなはずありません。「新しいことや何かに挑戦したいと思ったとき、不安が付きものだけれどやってみよう!」というマインドになってもらうために、有意義な時間をお届けできたら嬉しいなと思っています。
また、「自分がポジティブになれたとして、それをどんなふうに周りに波及させられるか」という問いに対する登壇者お二人の考えもお話していただく予定なので、その言葉をぜひ持って帰っていただきたいです。

高木
私は普段の業務でエキスパート人材に対し、NewsPicks Expertにご登録いただくようご連絡させていただく機会が多いのですが、「私なんてエキスパートと言えるほどの者ではない」とおっしゃる方が多くいます。これは非常にもったいないなと思っています。関わってきた領域で確かな経験や知識をお持ちの方がそのことを認識し、社外にも発信していく自信を持つことができれば、その方の人生がさらに可能性に満ちたものになると信じています。
今回のトークイベントにおいても、一人でも多くの方に、自分を卑下せず「正当に評価する」方法を身につけ、自分の得意なところ・誇れる部分を見出せるようになってもらいたい、と願っています。


やりたいことに挑戦できる環境がある。

ーそういえば先日、オフィスのカフェスペースで野菜スムージーを提供する「MIMIRカフェ」というイベントもやられていましたよね?

Slackでのアナウンスの様子

関口
実は昔からずっとカフェを開きたいという夢があったんです。先日、ユーザベースグループのオフィスが新設されたのですが、以前から新しいオフィスにはカフェスペースが作られるという話を小耳に挟んでいたんです。Divisionリーダーの野口さんに1on1のときに「カフェをやりたい」と伝えたらWaku Work(ユーザベース総務部)と繋いでくれたので、そこで「カフェイベントをやりたい」と伝えさせてもらっていたんです。

ーなるほど、以前から構想されていたんですね。

関口
イベントの開催が決まったときはテンションが上がって、「ユーザベースではこんなこともできるんだよ!」って、よもちゃんに連絡しました。それがちょうど、彼女が転職を検討していたタイミングだったんです。

関口が夜な夜な作業して作った「ミーミルいぬ」キャラクター
(※M・I・M・I・Rの文字で構成されているそう)

高木
勤め先でカフェが開けるなんて!と驚きました。それがユーザベースに関心を持つはじめのきっかけでもありました。
そして、それだけの理由ではもちろんないですが無事、ミーミルに入社することになりました。私は彼女の夢を以前から知っていて、いつかネイホーさんと一緒にカフェを開けたら良いなと思っていたので、実現させることができて嬉しかったです。ぜひ、定期的に開催したいと思っています。

関口
これもいろいろな方々のサポートがあってできたことです。
Waku Workの皆さんにはオフィス新設前からご協力いただいてて、当日もステッカーを貼るのを手伝ってもらったり・・。
周りのミーミルメンバーもカフェ活動を応援してくれていて、周りに「こういうのあるよ」と宣伝してくれたり、カフェ当日は楽しめるようにと業務の調整をしてくれたり、本当にみなさんには感謝してもしきれません。本当にありがとうございます。

MIMIRカフェ当日の様子

高木
そこはミーミルやユーザベースの良いところですよね。思いを伝えるときちんと受け止めて一緒になって考えてくれる人がたくさんいますし、Slackでもユーザベース全体のやりとりが見られるので、関わりたいと思ったことにすぐアクセスしたり担当者と繋がれたりします。業務以外のところで輪が広がっていくのは魅力的だなと思います。

ーありがとうございました。


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『CHANGE to HOPE 2022』  変化は希望だ

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