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志高湖廻りハイキング再び

 11月3日の下見ハイキング11.2キロに続く、本番ハイキングは参加者の体力を考慮して、小鹿山_志高湖から時計回り7.1キロに設定してみた。現地の気温7度の快晴、昨日の極寒に当らなくて良かった。参加者は下見経験者3名とこのコース初見さんが2名で9時20分のスタート。目的は小鹿山(標高727m)と大将軍山(標高486m)をクリアすることだった。因みに志高湖の標高は600m。

 さて、スタート地点は間違いない、コース取りも夕べからネットで、今日も地図で何度も何度も確認した。前回のパンフレット地図が分かり易かったので、売店で小鹿山、大将軍山コースのもっと詳しい地図はないかと聞いたら、ないのだそうだ。私がネットからダウンロードした等高線と山と湖しか載っていない地図に頼るしかなくなった。地図を持っているというだけ、不安で仕方ない。まあそれでも途中のどこかに、こちら小鹿山登山口なる標識があるに違いないと思って歩き出した。

 歩き出して1キロあたりで、前回も歩いているにも関わらず大きく道を間違えて汗だくになる。準備運動と誤魔化す。引き続き不安を抱えたまま順調に3キロ、5キロと進んで行く。いつまでたっても小鹿山の登山口がない。今日は7キロだよねと、後ろから声が聞こえる。そうだ、その通り。今日は7キロだから参加した皆も私もそのつもりだ。でも何かがおかしい。このまま行けば前回と同じ11キロコースをそのまま進むことになる。携帯のナビで確認するも通信状態が悪く現在地が補足出来ない。大きな不安を笑いで誤魔化しながら現在地が確認出来たところでナビを見ると、なんと小鹿山ははるか後方と言うか、反対方向にあるではないか。そう出発して直ぐに行き過ぎてしまっていたのだ。マズい、これはマズいと言うか手遅れだ。

 小さな声でもしかすると、道を間違えたかも知れない。道を間違えても7キロならいいのよと。いやいや、ちょっともう取り返しがつかない地点にいるような気がするのよ。申し訳ないけど、万が一11キロになってもいいですか。大きな声でごめんなさい。えーっと大きな返事が返って来る。もう後戻ることも出来ない。仕方なく前回と同様のコースではありますが、気を取り直して進みましょう。

 やっちまった。結局、神楽女湖を廻らずにショートカットして10キロのコースになってしまった。私は大満足で、佐伯からのSさん、大分のKさんは、やられたと呆れ顔、初参加の二人は遅れ気味になりながらも文句も言わずに、いや言えずに頑張ってくれた。今日はインフルでお休みの一番参加したかったNさん、参加しなくて良かったわ。こんな想定外のハイキングだったけど、終わってみると楽しかったと言って下さいね。皆さん、お疲れ様でした。20231119

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