育休中に感じたキャリア継続への強い不安、そんなときに試した1つのこと
妊娠、出産などのライフイベントによって影響を受けやすい女性たちが、納得したキャリアを選択できるようなサポートやサービスを提供するMimosa。
Mimosaの創業者で代表取締役の西田知未氏に、これまでとこれからのキャリアについて聞いてみました。
経歴
キャリアの中で、「一番のターニングポイント」は?
32歳の育休中時が大きなターニングポイント。
子育てが始まり、自分が社会から断絶されていると感じ、キャリアへの強い焦りを抱いた。同時に、復職後のイメージが全くわかず、ネットでコミュニティを探しても、専業主婦やパートの方の子育てコミュニティしか見つからなかった。
「自分と同じように、働き続けたいと思っているキャリア志向のママも悩んでいるはず」と感じ、産後3か月の時にキャリア志向ママ向けのイベント企画を決意。結果、60名の方が口コミで参加いただき、同じ悩みを持っていることを確信した。
初めて自分の考えを行動して形にした瞬間だったので強い承認を得ることができたと同時に、この女性のキャリアの課題を解決する事業をしたいと感じた。
今、ご自身のターニングポイントと同じような状況で悩んでいる方がいたら、どのように声をかけますか?
もし今、何かに悩まれていることがあるなら、まずは本当に小さなことでいいので行動をしてみることが大事だと感じます。
例えば自分とよく似た悩みを発信しているインスタのアカウントや、Youtuberを見つけることでもいい。
とにかく、小さなことから行動してみて。
そうすると小さな成功体験が積み重なっていくので、自分のことをもっと好きになり、結果的に自信につながります。
今後、どのようなキャリアを築いていきたいですか?
自分のもっと力をつけて、事業を広げていきたいです。
それにより女性が少しでも働きやすくなる社会に貢献していきます。
女性はもっともっと秘めた力を持っています。その力や可能性を「みんなやってないから」とか「きっと無理」などと思って、何もトライしてない段階から諦めることのないよう、一歩踏み出せるように背中を押せる存在になりたいと感じています。