ロマンティックな「落とし文」
江戸時代、想いを寄せる人への恋文を、折りたたんでその人が拾いそうなところに落としておいたという、それが「落とし文」。
ロマンティックだけれど、想う人と別の人が拾ってしまったらどうするの?と気にかかる。
そこから名前をもらった虫「オトシブミ」。
葉っぱを切ってまるめた中に卵が産んである。葉っぱは生まれた赤ちゃんのご飯になるらしい。
そのきれいにくるりと丸めた葉っぱは下に落ちていたり、そのまま枝にくっついていたり、オトシブミにはいろいろ種類があるらしい。とっても見てみたい!でも今年はもう季節を逃してしまったようだ。
さらに「落とし文」という季節のお菓子があるらしい。
これはその虫の卵の様子からきていて、葉っぱでくるっと巻いたような形の初夏の和菓子らしい。ああ…それも食べてみたい!でもそれももう季節が過ぎている…。
初夏はいつも仕事がとても忙しい。来年忘れずにオトシブミの卵を探すお出かけが出来るといいな。和菓子も探しに行けるといいな。
それから私の散歩コースに折りたたんだ私あての恋文が落ちているといいな。それが一番有りえないな(笑)
いや、そんなのが落ちていたら怖くて困るな。
「 落とし文うつむき探す我の影 ミモザ 」
*落とし文は初夏の季語
今日は俳句が一つしかできなかったけれど
落とし文で素敵なお話が書きたいな~書きたいな~✨
*ikue.mさんに落とし文140字小説いただきました✨
ありがとうございます!
*森尾歩さんが落とし文を題材に書いてくださいました✨
*自力で3つ書きました!
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