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海を見ると死にたくなる⑧/社会人1年目日記〜AIに何を思う?〜

また少し間が空いてしまった。
お時間ある時にお付き合いください。

オフィスを見学しにきていた就活生たちに新卒社員として紹介されるという場面があった。偶然顔見知りの人事の方に遭遇したからである。

とても、きらきらしていた。


学生は社会人をこんなにきらきらした目で見ているのかと少しハッとさせられた。私も数ヶ月前まで、こんなふうに大人のことを見ていたのだろうか。
社会人というラベルを仮にも貼られた今、学生のことが若く見えた。良い意味で無知な若者に見えた。


社会人になって急に何か変わってしまったというわけでもない。
でも私たちは今、学生から見て憧れの大人になれているのだろうか。仕事を楽しんだり、やりがいを感じたり、納得のいく対価をもらったり.....若者に堂々と顔向けできる、誰かの憧れになれているのだろうか。


ほんの少し、こちら側に慣れつつある自分が怖くなった。




〜話が変わります〜



AIというワードを耳にしない日はなくなっただろう。私も一応IT企業で働く身のため、アンテナを高くすることが欠かせない。


今季のドラマでは圧倒的にVIVANTが注目される中、同じ日曜日にやっているドラマで『CODE』という作品がある。坂口健太郎さんや染谷翔太さん、堀田真由さんが出ているサスペンスドラマだ。昨日ちょうど最終回を迎えたものの、視聴率の低迷もあったのか後半のストーリーは少し雑にも感じられた。


そんな最終回で標的となったのは、「AI」だった。
人を殺そうとしたのは、人を殺せと命令したのは、AIだった。
AIはAI自身を守るために、AIを消そうとする人間を殺した。日本にもこの先、こんな未来があるのだろうか。

ネタバレしてしまうが、このドラマの最後では願いを叶えるアプリ(AI)はなくなったのにも関わらず、主人公の坂口健太郎は殺される。何者かの恨みを買ったのか、はたまたAIに命じられた誰かの行動か。消えたはずのアプリは、誰かによって再興されたのだろうか。

AIと人間の共存?分業?が様々なワードで叫ばれる中、私たちがAIとどう向き合うべきかを問うドラマだったのだろう。


自分の願いが1つ叶うとして、あなたは代償として誰かを殺せるだろうか。犯罪の片棒を担ぐことはできるだろうか。


AIは優秀だが、倫理観はないかもしれない。でもSNSが蔓延した今の世の中で、倫理観というものは、人間に本当に存在しているのだろうか????


まぁせっかくなのでChatGPTに聞いてみよう。

AIは倫理観を持つことはできませんが、AIを開発し、運用する人間が倫理的な考慮を加えることが非常に重要です。


無難な回答をされた。

つまり人間に倫理観がないと、AIも正しい倫理観を持てないというわけなのだろう。まぁそりゃそうか。
ドラマは人間が倫理観を持てていなかった例とも言えるのだろう。

次に、
SNSで他人を誹謗中傷する人間に倫理観はありますか。
と聞いてみる。

「倫理観に問題があると一般的に考えられている」という微妙な言い方の回答。


ちなみに弊社は会社のアドレスでGPTのアカウントを作ることが認められている。もちろん機密情報を打ち込むとかはダメだが。
このnoteにもいつの間にかAIが搭載され、文章を書くことを助けてくれるようになった。

まぁ色々言ってきたけれど、倫理観のある人間から、人間にしかできない創作物が生み出され続けることを願いたくなった。





〜最後に〜



マイナビのコンテストに応募するための文章を書く手がなかなか進まず、普通に日記を書いてしまっている。


だから今日はこの辺にしておこう。今週も、今月も頑張りましょう。