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私、人の顔と名前を覚えるのが得意なんです、という人。

人の顔や名前を覚えるのが得意な人とそうでもない人がいる、という事実は
生き続けていると徐々に徐々に、しかし着実に分かってくるものである。


私はこれが得意な側の人間であり、今こそその事実に気づけている。
だがしかし、最初から気づけていたわけではない。
「誰かより少し優れている」という事実は、自分より少し劣っている人にそれなりの数出会わなければ気づかないものである。
「自分は平均よりちょっと良い位置にいる」という事実は、ほかでもない"平均"を知ったからこそ見えてくるものである。


人の顔と名前を覚えるのが得意かどうか?については、誰かしらとの会話の中で分かることが多いのかもしれない。

A:「高校の時同じクラスだった〇〇ちゃんって覚えてる?」
B:「えぇ誰だっけ?全然思い出せないや。」
C:「あぁ〜何となく覚えてる。学級長の〇〇さんと付き合ったてよね?嵐がすごく好きなのか、グッズをたくさん持ってたイメージ!」


特定の誰かのことを思い出せるか?
「何となく顔は思い浮かぶけど名前は思い出せないなぁ」という状況に陥るのか?
その人単体ではなく、その人と誰かとの人間関係の中で その人のことを覚えているのか?

覚えている・思い出せるの程度や
思い出せるまでの時間のかかり方の中で
「あぁ、私は周りの人以上に過去の人間のことを覚えているんだな」
と気づけるのである。
「〇〇はこんなことも覚えてないわけ!?笑笑」
となる(自分から誰かにこう言ってしまう)前に、
「◎◎(自分のこと)はそんなことも覚えてるわけ?よく同じ学年だっただけで話したこともない人の名前まで覚えてるよね!」
と誰かに言われてしまうのである。


そう言われても傷ついたり「はいはい」と少し冷たく流したりもしないわけだが、
どうしても疑問に感じてしまうことがあるとすれば、
自分でも正直「どうしてそんなに人の顔や名前を覚えることができるのか」が分からない、ということである。

物事の暗記もこれと同じようにスムーズにできたら良いのに、
人の顔や名前を覚えられる理由がわからない→覚えるコツを一般化できない→他の物事の暗記に役立てることができない
、、、、というわけである。

人の名前や顔を覚えられることは特に損ではないし、
関わる相手の規模や距離が広がれば広がるほど(大人になればなるほど)この能力?は有利に働くものなのかもしれない。

だけど自分でその記憶のメカニズムがわからないからこそ、どうでも良い人間関係の変化や個人の特徴を否応なしにいつまでも覚え続けて(頭の中に留め続けて)しまう、というのもあるので 難しいところである。



さて、私は5〜6日続いていた謎の停滞期(病み期)を突如脱することができた。
突如陥ったからこそ、元に戻るタイミングも突如やってきたのかもしれないが
自分の力でなんとか浮かび上がることができてホッとしている。

今週は充実させていこう。


おしまい。