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海を見ると死にたくなる⑩/社会人1年目日記〜隣の芝生が青くなってきた〜

秋ですね。気温の変化が大きい中で、皆さん元気にお過ごしでしょうか。
私はかなりオフィスに行きながら同じ日々の繰り返しを頑張っております。

社会人になって半年。ちゃんとした日記シリーズを書くのは少し久しぶりだろうか。

私も私のまわりも、就活の軸と呼んでいたものがブレてきて、隣の芝生が青く見えるようになってきた。

ないものねだりなんていう言い回しはまだ可愛い方で、事態はきっともっと深刻である。


ベンチャーに行った子は自由に働いている、でもお金もないし毎日ほぼ終電。コンサルに行った子は貰える金銭に満足している、ここからが同期との戦いだそうだ。日経大手に行った子は穏やかな日々を過ごしながらそこそこのボーナスを貰えそうと言っていた、でも成長実感がないそうだ。


かく言う私もそこそこ残業をしつつも穏やかな日々を過ごせている。ワークライフバランスは整っている。
でもビジョンが見えない。この仕事を何年も続けている自分が想像出来ないし、1年後市場価値の高い人間になっている未来が見えない。そんな不安に苛まれつつ、そこそこの年収と福利厚生を享受している。


こんな悩みは誰でも1度は通過する、と言われてしまっても仕方ないとも思っているが、一般的な悩みであれば解消するための何かを生み出す側の人がいてもいいと思っている。

誰かの相談に乗る、相談に乗ってもらう。
その程度の関係性しか生み出せないかもしれないけれど。





大好きな東海オンエアが10周年を迎えて、それだけで私の毎日は少しHappyになっている。
2日間の休みがあっという間に終わってなかなか疲れが取れた気がしなくても、6人の動画を見るだけで元気になれる私はなかなか"チョロい"と思う。


気分の上下がなくなって、会社への不満も減ってきて、時間が解決してくれることって多いんだなと思ってきた。
何も考えず達成すべき数字だけを追いかける日々は、やりがいがあるかと言えば微妙だけれど、余計なことを考えずに済むなと思えばまあまあ幸せである。

人間関係の悩みがないことが一番大事だと思っている。
でも一方で数字へのこだわりがない自分は、誰かにもっと叱られなければいけないのではないかという焦りもある。

KPIは150%達成するのが当たり前でしょ?という今の世界で、何をやりがいにして頑張っていけば良いのだろうか。

モチベーションの上下という言葉で言い表せないほど、定量的な目標は重い。仕事はそんな気分次第でやってはいけない。
そう思えば思うほどに、自分がロボットになる気がした。

成長実感も楽しさも目標も見出せない、ただ与えられた仕事だけをこなすロボットに、なってしまう気がした。




少し話は変わって、社内に味方を増やさないといけないなと感じ始めた。
採用イベントにも出たいし、別のポジションに行きたいと思う日があるかもしれない。後輩のメンターもしたい。参加したいプロジェクトがある。
なんでもいいけれど、やりたいを応援してくれる人、背中を押してくれる人、推薦してくれる人…..そういう人が必要な気がしている。

根回しが大事というふうに言う人もいる。もちろんそれも大事だし、「やりたい」を口に出しておいて、自分の本気度を誰かの頭の片隅に置いておいてもらうことも必要だと思っている。

オフィスへの出社率は決して高くないし、コミュニケーションが活発なチームに所属しているとは言えないかもしれない。

でも知り合いを増やす瞬間はある。そういう時間を、大事にしていきたい。


まとまらなくなってきたけど、そろそろ1500字なのでこの辺で終わり。
今週も踏ん張れ、自分!