それでも月は欠損なのか?

ほんとうに月は欠損なのか??
マドモアゼル愛先生の提唱する
『月は欠損である』理論に
いまから一撃食らわせてやる!!



えーとね、
占星術界の展望を考えると、
一定のペースで新規参入者が必要で、
新参者を引きつけるのにいちばん良いのは、
『えっ!』
『そのとおりだ!』
『当たってる!!』
『なんで分かるの??!?』
という衝撃なんですよね。




その点から言うと、
センセーショナルで人目を引き、
初心者でもすぐ分かるほど単純で、
なおかつ
『当たってる!?』
と思える新理論はとても重要です。
一定の頻度で、
そうした新理論が
提唱されるのは
とても価値があると思います。




西洋占星術は単に占いというより、
かなり高度な思想体系であり、ひとつの言語のような思考形態でもあり、ぶっちゃけ大学に行くよりも西洋占星術を学んだほうが深い教養を得られると言いたいくらいだ。




大学行くよりも西洋占星術を学べ、
と言いたくなるほど価値のある西洋占星術に『だれもが気軽にアクセスできる世の中』を維持するためには、やはり、西洋占星術に関与している人口、西洋占星術を高く評価している者達の人口を確保しなくてはならない。




西洋占星術以外にも、探してみれば学ぶ価値のある思想体系はいくらでもあるはずなのだが、普及度が低すぎると、一般人にはアクセス不能になってしまう。すると、無名の一般人が次々と新しい知見を加えてゆくことも不可能になり、それだと発展性がなくなり、とくに同時代性という点でひどく劣る。




その点西洋占星術は、
新規参入者人口がじゅうぶんあって、研究者の数も多く、新しい知見も次々加えられ、現代に、そして近未来にもじゅうぶん通用する価値のある思想体系だと言えます。



つまりね、
こんにち西洋占星術に価値があるのは、たくさんの研究者が次々と新しい知見を加えてゆき、そのどれを採用するかは各自自由に選べる、という自由度の高さとメンテナンスの細やかさにあるわけです。



わたしもひとりの占星術師として、
占星術界全体の維持発展の必要性は理解していますから、
『センセーショナルな新理論の提唱』
はとても高く評価します。




その意味では、
マドモアゼル愛先生の『月は欠損』理論は素晴らしいし、個人的にも大好きなんですけどね。
初見で
『え!?当たってる』と
思わされて、
しばらくそれについて考えさせられ、
酔わされる。




思考する材料、思考のエサを貰えるのは大歓迎なので、『月は欠損』理論をわたしは高く評価します。





しますが、
いくらなんでもこれはねーだろ💢💢
と思った部分があるので、
それについて、
わたしがツッコミを入れてみようかと。





『月は欠損理論』の原作
(YouTube動画)を
わたしなりに再説明すると、



月が火の星座にあると火が欠落する
月が土の星座にあると土が欠落する
月が風の星座にあると風が欠落する
月が水の星座にあると水が欠落する



そして火土風水それぞれの意味を説明しつつ、
火土風水それぞれの星座を
『レベル1,2,3』に分類し、



つまり
火の星座なら
レベル1:牡羊座
レベル2:獅子座
レベル3:射手座
ですね。



この分類方法はちょっと新鮮でした。
マドモアゼル愛先生のところでは、
活動/固定/柔軟の三性質はほとんど扱わず、かわりに火土風水それぞれのレベルという見方。
(※レベル、という言い回しはしていないけど)



それで、
火の星座でいうと、
火の星座に月があると、
火の星座の性質が欠損する。
牡羊座の月なら、
自我、自意識を持つことができない、と。





そこにレベルという考え方を加味して
レベル1:牡羊座は
『自分自身の自我、自意識が欠落している』
レベル2:獅子座では
『相手と対面すると、自己の欠落が表面化するので1対1の関係が怖い』
具体的に言うと獅子座イメージ(たとえばイジメっ子)とは裏腹に、獅子座の月はむしろ虐められてしまう、という感じなのかな??



自分自身→相手との関係→世界全体との関係、と進むので、
レベル3:射手座では
『世界そのものと向き合えないので、
絶対に人前には立てない。
目立つ場所には行けない!』




火土風水それぞれについて
レベル1からレベル3まで
説明したあと、

(※これだとレベルが高い、つまり後ろの星座のほうが欠損のレベルも高いことになってしまうわけで)

レベル3の星座には救いはない。
となって、
話は終わってるんですよ!?




あのさぁ!
なんでこんな話を説くのかね??



いや、
単純にこれは、
彼がレベル1だからでしょうよ。
彼自身は、
レベル1の火の星座、
牡羊座の月だから、
つまり欠損度も低いことになり、
レベル3の『巨大な欠落』に対して、
具体的な対処法を説く視点を持っていないのでしょう。



でもさ、
人間には決定的な欠落がある、
とまで言うのなら、
何かしら対処法も言わなきゃね!
(どこかで書いてはいるらしいが)



こーゆー話をされたからには
『月がレベル3のほうが有利になる』
ような何かを、
わたしが付け加えてやろうと思う




もともとの『月は欠損』理論では
月の位置が『若い星座のほうが』欠損の度合いも低く、ダメージも低い。ということになっているわけだが。



正反対に働く場面を
ひとことで。









質問、
『他人に嫌われるのは怖いですか?』




レベル1
(月が牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座)
『ものすごく怖い』
『耐えられない!』



レベル2
(月が獅子座、乙女座、天秤座、蠍座)
『大切な人に嫌われるのは怖いけど』
『どーでもいい他人はどーでもいい』



レベル3
(月が射手座、山羊座、水瓶座、魚座)
『勝手にすれば?』
『他人に好かれるために生きてるわけじゃない!』




月がレベル3の星座にある人は、
(射手座、山羊座、水瓶座、魚座)
みずから孤立することを
まったく苦にしておらず、
他人の称賛を求めて右往左往してしまうレベル1の人より、オトナであり大人物であると言えます。





それでも、
月は欠損なのか??!?



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