一日一食になるまでの食欲
一日一食の生活を1ヶ月以上続けています。
だんだんこの生活に慣れていきて、1ヶ月半くらい経つ頃には心も体も落ち着いて気たことを実感します。
摂食障害の抱えての食欲
1日中「食べたい」という強い欲求がありました。
とにかく食べていないと落ち着かない状態です。
過食嘔吐はとても気力、体力を消耗します。
朝からそのループに入ってしまったら、その日一日中はほとんどの時間を食べることに支配されることになります。
そのため、その日の「食べるタイミングをどれだけ遅くできるか」を気にしての生活でした。
食べ始めたら最後。
後は胃に詰め込めるだけ食べ、それを出す。
それを1日のうちに繰り返す。
毎日、このような生活に苦しさを感じていつつも抜け出せない。
疲れ果て、抜け出せないジレンマといつも戦っていました。
ヴィーガン生活になってからの食欲
肉、魚、乳製品、卵、添加物の多いもの、ジャンクフード、お菓子など、何も気にしないで食べていた生活から一転。
ヴィーガン生活への移行 ステップ1 お菓子への欲求
まずはお菓子をやめました。
多い時は、箱アイスを1箱、ファミリーパックのものなど、1日で食べ切ってしまうことがよくありました。
それを全て絶ちました。
お菓子を食べたいと感じないよう、他のものをたくさん食べる事で紛らわせていました。
始めはお菓子を食べたいと思っていましたが、それも次第に慣れていき感じなくなりました。
まずは「お菓子」の欲求とサヨナラしました。
ヴィーガン生活への移行 ステップ2 炭水化物への欲求
次に、米、パンなどの小麦製品をやめました。
私はお米が大好きでした。
一度に3合のお米を食べたこともありました。
パンも大好き。
菓子パン、調理パンと毎日のように何かしらパンを食べていました。
それを一切やめました。
今までの経験から、炭水化物を摂ることで過食のスイッチがONになったことが多々ありました。
なので、摂食障害を治すには炭水化物を断つことが有効だと思ったのです。
炭水化物の代わりに豆を食べました。
ひよこ豆、大豆、小豆などを水煮したものを食べました。
豆はタンパク質が多いので食べると満足感があります。
糖質もある程度ありますが、GI値がお米や小麦に比べて低いことからか、過食のスイッチが入ることはありませんでした。
これもまた次第に慣れていき、炭水化物への欲求も次第になくなっていきました。
ステップ1、ステップ2と、食べない分を他のもので代用することで食欲を手放して行きました。
ヴィーガン生活への移行 ステップ3 肉、魚への食欲
次は、肉、魚などの動物性のものをやめました。
元々、お菓子や炭水化物ほど多く摂っていなかったのもあり、こちらはなにが代用することは必要ないと思いました。
ただ単に食べることをやめました。
肉、魚に関しては、「食べたい」ということもさほど感じずませんでして。
スムーズに食べない生活に慣れていきました。
普段から肉、魚を多めに食べる生活をしていると、やはりなにか代用するものが必要だったと思います。
ヴィーガン生活への移行 ステップ4 卵、乳製品への食欲
卵、チーズは大好きでした。
毎日欠かさず食べていた食品です。
卵は何かしら手を加えて食べることになります。
この時になると炭水化物、肉、魚と食べない生活をしていたので、自分の食べるものを調理することが少なくなっていました。
わざわざ卵を食べるために調理するということはしようとは思わず。
自然と卵を食べなくなっていました。
乳製品については、チーズだけが残っていました。
チーズも炭水化物、肉、魚を食べなくなる生活をするようになってから、自然と食べなくなっていました。
牛乳も好きでした。
しかし、2年ほど前に飲まない生活を取り入れてみたところ、牛乳が体に合わないことがわかりました。
たまに少し摂る分には影響はありませんが定期的に飲むことをやめて、牛乳を買わない生活をしていました。
なので、卵、乳製品については、他のものを食べなくなったことで自然に食欲がなくなっていました。
一日一食の現在
今は食べるものが限られたものになりました。
豆乳
きなこ
ナッツ
ドライフルーツ
甘酒
ステップ4以降、果物、野菜、豆腐などしばらく食べていました。
それも徐々に食べると疲れを感じるように、自然と食べなくなりました。
私の食べているものは、栄養学的にいえばバランスが取れていないことになります。
しかし、何が大事かというと「自分にとって何が良いのか」です。
全ては自分次第
人のは心も体は千差万別です。
何で満たされるか、は人によって違います。
満たされていないことで欲求が生まれます。
飢餓、貧困の原因は心の貧しさです。
全ての心が満たされていれば起きません。
過食嘔吐に苦しんでいた時は、心が満たされていませんでした。
心が満たされないことを、何かのせいにしていました。
「自分を満す生活」をすることで欲求とうまく付き合えるようになります。
「しないこと」で救われることを教えてくれる本
不食の弁護士である秋山先生の著書。
「しない」でいることでわかること。
自分で作ったルールに縛られて苦しんでした。
自分勝手に人のせいにして怒りを感じていた。
人と比較して「自分はだめだ」と思っていた。
自分で不幸の原因を作っていたことに気づきます。
「幸せな自分」を作るのは自分。
幸せを感じて生活できるよう、今の自分を振り返ってみる。
すると、欲求も自分で作り上げたものだと気づき、手放しやすくなるかと思います。
今日も全てにありがとう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?