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年々深刻さを増す「あんなササキミナコじゃなかったのに」問題

Cover Photo on Visualhunt.com Lisence CC0(Creative Commons)

こんにちは。ササキミナコです。

いつも

「手短に」

と言いながら、長々書いている気がします・・・(汗)。いけませんねぇ。いやいや。

今度ばかりは、「手短に」っと。

いずれ、本件。しっかりとした記事にしたいのですけど。

ここのところ・・・・昔のアタシしか知らない人、会う人会う人から言われてしまうんですよ。これ。

「ササキミナコって、あんなだったっけ?」
「あんなササキミナコじゃなかったんだけどねえ」

という言葉。

==【重要】Start==

今回のこのテーマ。アタシがどこの何様かも分からない方に向けた意見表明でも問題提起でも心の叫びでもありません。

「ああ、思い上がってふんぞり返ってしまった末の話か」
「こう言われちゃ、人間お終いですなぁ」

そう言いたきゃ、勝手に言ってなさいって、と。

なんといいますか、こういうPCやスマホの画面上の、せいぜいテキストのアウトプットでしかアタシの人となりを知り得ない人々が、好き放題アタシの評論を展開するさまが、滑稽というかなんというか、まぁねえ

そんなネットの

自称 ササキミナコウォッチャー

みたいな人間のしょうもない言及は金輪際のこと置いておきますので。こうまで書いているのに、ああだこうだ「持論を展開」するのなら、どうぞお好きに、ご勝手に。

==【重要】End==

リアルでこう言われてしまう機会が増えたのです。

無論の事、

「ササキミナコの性格やら人間性やら、発言の節々やら・・・きわめて悪い傾向を示していて、こりゃ良くない。昔ながらのみなちゃんらしさを取り戻して欲しい」

要するにアタシのためを思って言ってあげてるんだぞみたいな話なら、幾らでも耳を貸します。

アタシとしても周囲としてもそりゃよろしくありませんので、態度あらためますとしか言えない。もしその類の話なら、アドバイス感謝多謝というセリフしか、相手に返すしかありませんし、異論反論があれば、その相手にきちんとご説明すればいいだけのことです。

そうじゃないんです。

「ネットの書き込み見ているけども・・・こんな事(エラそうなこと???)いうようなキャラクターだったっけ?」
「なんか説教臭いんだよな。最近のみなちゃん」

みたいな声を、昔のアタシを知っている方から、幾つも頂戴すると言いますか・・・。

しかしです。こんな事を言われる度、小耳に挟む度に思う。

「いい歳して何言ってるのよ。いつまでもアンタにとって都合のいい、居心地のいいササキミナコでいる必要がありますか??」

と。

だいたい、学生時代までの人間関係って、大学のゼミの同期あたりを除くとしてですね、

同じ価値観を共有している
同じような志を持っている

とかのつながりより

「永遠の熱烈な近藤真彦(さん、あの「マッチ」)ファンサークル 通称『6年4組まっちーず』メンバー

みたいなのの、惰性による延長線でしかなかったりするんです。

シチュエーションとして、その「6年4組まっちーず」の面々とつるんでいる最中に

「少年よ大志を抱け」

みたいな話を皆が聞いたとしましょうかしら?

「ああ、いつもの小うるさい大人の連中のマウンティングが始まったなぁ。それより昨日の『ザ・トップテン』のマッチの話! そして明日の『夜のヒットスタジオ』のオープニングでマッチが何歌うか予想しようよ!」

みたいなノリでしか、会話は成立しなわけです。

ここで

「いや『Boys be Ambitious!!』な話を聞くのも大事だよ!?」

みたいな話をアタシが一言でも言おう物なら、

「せっかく楽しんで話してるときに、こんな説教臭い話を聞けって何?? みなちゃん会話も雰囲気もぶち壊しにするつもり???」

そう言われるがオチです。

彼女たちとは、価値観や志を共有しているのではありません。趣味や興味の一致があるだけで、ただ単にそれにまつわる話が合うだけのこと。

要するに、休み時間や帰りの電車で話が盛り上がるだけの関係、いたく自分にとり居心地のいい存在でしかありません。

価値観や志が180度違うのにもかかわらず、ただ趣味や興味の一致があるだけで、無理に周囲に合わせているまま、自分を見失ってしまう・・・

これ、母からキツく言われて育ったのですが、

高校までの友達なんか所詮そんなもの。友達という言葉に騙されて、その友達に無理に合わせ、そして振り回されて生きるんじゃない。高校へ進学したら、まず価値観や志の共有できる友達を見つけなさい。大学や社会に出ると、どうしても打算が周囲に付きまとうようになり、無二の親友は見つかりにくい。高校で出会った本当の友達とは、きっと一生のつきあいができるはず。

と。

母の言葉の重みを良く理解していませんでしたけど、高校進学してから、おおむねアドバイス通りにしましたよ。特に女子特有のグルーピング、あれから完全蚊帳の外にいるのはさすがに無理にせよ、適度な距離感を保ち、どこのグループにも属さない、過度に群れないようにしていました。

ですから、高校では、アタシ中学までのように女子のグループにあまり群れることもなく、(比較的)一匹狼で過ごしていたかなぁと。寧ろ、男子と良く話をしていて、男子の方とよく絡んでいたし、そして話が合って(それでよからぬ噂を立てられたりもしましたっけね?)

高校の同期のそういう如何にもクラスで良からぬ噂を立てそうな、いや立てているなら付き合ってないか・・・(笑)的な女子を中心に、男子からも、たまにFacebook経由で連絡をくれます。

「ご活躍のようでなにより。今度銀座行くんで。会わない?」

なんて連絡を入れてくる。

で、会ってみる。話をする。で、案の定、この言葉を言われちゃうのです・・・・。

「こんなササキミナコじゃなかった」

と。

「おいおい! 昔のバカな事しか言わないササキミナコカムバック!!」

・・・相手にそんな態度がありありなんですよ。

で、ちょっとあなた。一体、今アタシに会って何の話を聞き出そうとしてるのよと。アタシも時間割いて来ているのに、噛み合わない話に、イライラ・・・

「アンタにアタシの何が分かるのよ??」
「人間、永遠に変わんないとでも?? 成長しないの?? あなた???」

と、思わず相手ににらみきかせて言いそうになってしまい、その都度押し殺している自分がいます。

アタシも人の親になっているし、数十人の部下も従えているし・・・で、昔のマッチの話だけ口達者になり饒舌と化す、「ベストテン」の黒柳徹子さんと久米宏さんとのトークを完全網羅し完コピできるササキミナコなままはなすがない。そのまんまだったら、ある意味、何の成長もない証拠でしょう??? と。

無論

「お前の近ごろの物言いは角が立ってけしからん」
「ああいう態度だと他人に誤解を与えるぞ」

みたいなアプローチであれば、寧ろ幾らでもWelcomeであり、態度言動しかとあらためます。ご指導ご鞭撻賜り、誠にありがとうございますとしか言えません。

しかしです。

「なんでアンタのために『永遠の”歌謡ドッキリ大放送”でのトーク完全再現できるササキミナコ』でいなきゃならないんだ!!」

と、相手の言動や態度によってはたまにんとにもう、本気で怒鳴りたくなってくる始末です。

でも、ここで怒鳴ってみてごらんなさいよと。

「何だよ。いきなり怒りだして。ミナコって何と大人げなくなったことか」

当然のこと、アタシが完全に悪者になってしまいます。

「最近のササキミナコの器量の狭さは身に余る」
「なんだ、あのミナコのマウンティング発言たるや」

と、高校同期の間で知れ広まるに違いないわけです。

だから、なおのこと辛いじゃないですか。分かります? この辛さ。

もし、今もつながっている高校の同期全員・・・・。

「あなたにとって永遠の居心地のいい話をご提供するいたくあなたにとり都合の良い女。ひるがえって道化師・ササキミナコ」

みたいなのを殊更までに要求してくるような存在しか、もしいなかったとすると・・・。

ああもうホントゾッとするといいますか。きっと今ごろアタシ、心を病んでたに違いありません。

「友達に恵まれなかったって、これか」
「高校の選択、間違えたな」
「アタシの高校時代、完全黒歴史と化す」

的な、悲劇的な展開まっしぐら。

ですから、高校時代、片手で数えられる数しかいない・・・とはいえ、永遠の戦友・盟友を見つけられたことが、何よりアタシにとって幸せなことかと。

ホントに中学の頃、

「本当の友達を高校で見つけなさい」

とかいう母親の話をほんとボケッと口ポカンと聞いていたアタシ・・・。

当時もっと色々話を深掘りして聞いておいて、高校に入学し、そして構えて過ごしたのなら・・・もっともっと有意義な高校生活になったに違いないと。

高校ではやはり

「6年4組 まっちーずメンバー・ササキミナコ」

しか、上っ面的にアタシ演じてなかったし、その今につながる戦友・盟友数人を除くと、まさにそういう姿しか見せてなかったかもしれませんから。

そういう背景を差し引いたとしても、アタシのそういう部分しかみてなかった人々による、

「ササキミナコは変わってしまった」

という発言が、今になって胸に刺さって仕方がありません。傷ついていないと言ったら、ハッキリ言ってウソになる。

いつか

「いい歳して、いい加減にしなさいよ! アンタ達!!」

と暴発してしまいそうで、怖い・・・(こんなところで態度表明している以上、決してしませんよ。大人ですから。念のため)

しかし、母のアドバイスもあったことから、あらかじめ大いに構えておくことができた。アタシは今になって極度にヘンな方向にひん曲がらずに済んだところがあります。

アタシの母親は偉大だなぁ、今になって感じ入っている次第です。

※結局のとこ「手短に」を完全反故にし「長々」書いてしまう悲しき性・・・

最後までお読み頂き、ありがとうございました。他にも多くの記事を執筆(現状「予定」でしかありませんが・・・)の予定です。お時間が許す範囲で拝読願えれば幸いです