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(D&D) Maverick(異端者)(仮)

(タイトル、カッコ多いなー。ま、いこか。)

季節は晩夏から秋へ。
こないだ皆で冬支度を進めた。
春夏服から秋冬服へと衣替え、床には厚めの絨毯、
暖房設備と燃料の確認、あとは、もう少し冬が近くなったら
日用品の買い出しに行く予定にしている。

少し前までは雨が多かったけど、ここ数日は秋晴れの良い天気が
続いてくれている。

そんな気持ちの良い中庭では、デーモンとクリスが稽古中。
近接戦闘系ふたりの掛け声や剣戟の音、
(木剣なので、マットな感じの『カン!』とか『ドッ!』とか)
時々デーモンの絶叫。
(あ。クリスの攻撃がデーモンの急所にクリティカルヒットか?)

一方、室内。
書斎ではミーファとエヴァが呪文の研鑽中。
「ここの読み方としては☆△▽で……」
「んー、私は、こっちのほうが……」
魔法少女ふたりが熱心に語り合い、紙の本をぺらぺらめくる音が聞こえる。

あたしは、そんな皆の様子がよく分かるダイニングで物書き。
(下に書いたようなのを。)

『うーん、幸せやなぁ』

なんというか、心からそう思う。

例えば、手に汗握る戦闘の末、ついに勝利、
クリーチャーたちに捕らわれていた、誰にしよう…
まぁ王女様でイイや。を助け、望みのご褒美と、
たくさんの経験値をもらって見事レベルアップ!
憧れだったスキルや呪文、魔法なんかも覚えられて、
「よーし、また次の冒険だ!」
こんな毎日も魅力的だけどね。

正直、数字のコントロール、めんどいねん!
(あ、本音出た。)

例えば、D&D の名を冠しながら、正統なプレイスタイルから外れた
いわゆる異端的な、仮に『D&D Maverick』として、
冒険好きなプレイヤーなりの楽しみ方ってできないだろうか。
D&Dを冠するのが障害になるなら喜んで外させてもらう。

「街はずれの廃屋にゴロツキが住み着いて、ちょくちょく街の住人たちを
襲って強盗のような悪事を働いている。排除してくれないか?」
「OK!報酬はなんぼなんぼ、経験値はこんだけ。じゃあ行ってくる。」
ゴロツキのステータスは、こっちのメンバーを基準にして決める。
同等なら標準、マイナスならイージー、プラスならハード。
報酬や経験値もその影響を受ける。
戦闘処理は、何か、そんな計算してくれるソフトを使う。なんかあるやろ。
立ち位置とかは考慮しない。その辺の駆け引き関係が無くなるのって、
さほどマイナス要素にはならんと思う。(あたしだけ?)(たぶん続く)

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