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絵本づくり教室5回目 製本を学ぶ

5回目は、目の前で先生が1から製本されるのを見せてもらって、製本のやり方をじっくり学ぶ。

前回の「小さな絵本づくり」では、先生が事前に用意してくれたキット(製本に必要な紙たちが、必要な数・サイズにあらかじめ切ってある)を組み立てていくだけだった。サイズも小さく、ページ数も少なかったので、延長したとはいえ比較的すぐにできたが、今回はどうか。

まず、先生お手製の「製本の仕方」のプリントをもらう。ふむふむ

・見返し用におすすめの紙はタント紙(聞いたことある!それは車・・)
・カッターボードはマス目がはっきりしている方が便利
・定規は金ざしが良く、理想は45cmだが今は30cmか60cmしか置いてない
などなど、全部書くとだめだろうなと思うので一部だけだが、製本に使う道具や紙、購入ルートや選び方について細かく教えてもらう。

写真:先生の実演を見て、説明を聞きながら書きとったメモ(ぼかし加工済)

説明を聞く中で、わかるようでわからなかったのが「紙の縦目と横目」の見分け方だ。
紙には、持ったときに曲がりやすい方向があって、本を作るときにそこを考慮すると壊れにくくて強い本になるというのだが・・・何回説明されても(何回かきいた)わかるようでわからない。「これが縦目」と先生が示してくださったものを、わたしは横目だと思っていたりした。

メモには「どっちにしようかなと迷う時、たてめでとった方がなんでもきれいにできる」とあるが

写真:先生の言葉をメモしたノートの一部

どっちかわからなかったら迷いようもない・・・

とりあえず「ページをめくる方向と、紙を曲げやすい方向が重なるように作ると、折れにくい」と覚えたのだが・・・それで合ってるだろうか。まぁ、実際自分で作ってみたらわかってくるだろう。

製本実演の前には、宿題の本描き(実際絵本になる絵を描くこと)進捗チェックがあった。

教室のスケジュール進行としては、もう次で終わりなので、今回は本描きをすべて仕上げてくるはずの日だが、わたしは序盤の5枚くらいしか持って来れなかった。
それでもまぁ今週がんばったら描き上がるだろうし大丈夫、大丈夫と気楽に考えていたが、先生としては「文章の配置で絵が台無しになることもあるから、できたら追加で個別指導を受けてほしい」とのことで、まぁたしかにそうだなと追加指導をお願いすることにした。

というわけで、次回までにクリアすべき課題は2つ。

  1. 文字の配置を見てもらうために、本描きをすべて完成させて、印刷屋さんでのスキャニングをすませ、文字を配置したら先生に連絡してデータを送る

  2. 個別指導後、完成したデータを印刷屋さんで印刷し、製本糊やカッター類・紙類など製本に必要な道具を買い揃え、最終回にすべて持っていく

次回はついに最終回。先生の見守る中、その場で製本して完成・終了となる。
つづく〜

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