部屋の断捨離をしながら、ままならない自分が少しずつ癒やされた話
あんなに腰が重かった断捨離と部屋の掃除。
でも1週間くらい前から、
「もの捨てたい!」
「部屋の隅々までぴっかんぴっかんにしたい!」欲がむくむくと湧いてきたのは、この春の麗らかな陽気もあるのかな。
いつもなら衝動で後先考えず取り掛かるところを、丸1日がかりになることが容易に想像できたので、次の土曜日は丸一日休みにしようと決めて、手帳に「部屋をぴっかぴかにする!」と書き込みました。
その土曜日の夜、このnoteを書いています。
たぶん捨てたいものの6割くらいはゴミ袋に突っ込んで(30L3袋分)、
ほうきと掃除機、
仕上げに雑巾でおおざっぱに床を拭き上げ
机の上を占領していた読んだのも読んでないのもある本たちを棚に収めて、
無事4月の大掃除が終了。
残りの4割もやってしまいたいところだったけれど、手を付けるとその倍はあるのだろうな……と考えてやめました。
GWはまたどこかで大掃除だな。
ずっと見て見ぬふりをしている台所の油汚れも
ユニットバスも、まだまだ掃除が行き届いていないところが多いけれど、
今日の6割でだいぶ
というかかなり、
心はつやぴかになりました。
本棚代わりのカラーボックスには、いつも手に取るヨガや女性ホルモンの教科書を一番上の段に。
その下の段には、必要な時にふと目に入ってきて、緊張の糸をほどいてくれたり、暮らしが好きなことを思い出させてくれたり、やってやるぜと背中を押してくれる本たちを並べて。
仕事机の前には、2月に『こよみのお話会』でゲットした月とカヌーさんのカレンダーを!
今日という日がますます愛おしく感じるカレンダー。私の暮らしに仲間入りしてくれてうれしいなあ。
ほかにも、小さなアルバムにしまって時々何気なく眺めていたお気に入りのポストカードやプレゼントでもらった手ぬぐいを「これはこっち、これはあっち」と壁に並べて、
部屋の中に好きな景色が広がりました。
「そうだ、私って暮らしがすきだった。」
大好きなポッドキャスト
『チャポンと行こう!』で佐藤店長が言っていた言葉。
ようやく、暮らしを取り戻してきた感じです。
実はつい先月までは、とてもじゃないけれど暮らしというものがままならなくなってしまって、
出かけるたびに目に入る溜め込んだ洗い物
ホコリの溜まった床
頑張り方が分からなくて人に迷惑ばかりの自分にすっかり自信喪失していました。
それでも、助けてくれるたくさんの人たちのおかげで、まずはたくさん寝て、とことん寝て、
元気がでてきたらご飯をつくれるようになって、自分で作ったご飯は、ふつうだけれどちゃんと力が湧いてきて。
今は毎朝、晴れ空の下を歩くことが、また楽しみになりました。
あんなに腰が重かった断捨離も
突然むくむくとやる気が湧いてくるように
どうしても頑張れない日や時期というのはあるし(たぶん、生きていれば幾度となく)
そこで落ち込んだりモヤモヤしたりもがいたりしながら、
ふとした時に浮上してきたり
光が射してくることもある。
常に絶好調でいようとすると
「このままじゃいけない」
「なんとかしないと」と
頑張って上がってこなければいけないけれど、
「うーん、今はそういうときなのかな。」と
ちょっと様子を見てみると、ある時
「あれ?」ってくらい浮力でぷかぷかと浮いてくるときがある。
今日は、部屋の断捨離と掃除をしながら
ままならない自分が、ひと息ずつ癒やされていく感じがあったかもしれないな。
なにはともあれ、まずはよく寝て、よく食べて、頭はほどほどに、体をよく使うことだと、改めて痛感している日々です。
新生活ってどうしても肩に力が入って
頑張るぞ!って前向きなエネルギーに
飲み込まれそうになるのだけど、
可愛い〜とか、気分が踊る〜とか
口元がだらっとゆるむくらいのモノやコトを
暮らしに取り入れると
明日も少し明るく、楽しくなると思う。
明日も晴れ空に目が覚めて
好きな景色が目に入るのが楽しみです。
へばまんつ〜。
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