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制約があるからこそ、生命力・成長力が発揮できるのだと感じた話

わたしのことを「バイタリティがある」とか「フットワークが軽い」と言ってくれる方が時々います。そう言われた時、自分では全然そんなふうに思っていなかったので、とても驚きました。

そう言ってくれる方々は、わたしから見ればまさにバイタリティ溢れ、フットワークの軽い人たちばかりで。
いやいやいや!わたしなんて全然!と思ってしまうのですが、複数の人から言ってもらうことが続いた時期がありました。

バイタリティとはなんだろう…と思い、意味を調べました。

vitality
①生命力、成長力 ②活力、元気

②の意味で解釈することが多かったのですが、
①の意味で考えてみると確かにそういう面はあるかも、と思いました。

小さい子どもたちがいて、郊外に住んでいることもあり、フットワークは超絶重く、
現在2歳の末っ子が赤ちゃんの時は、日々生活するだけで精一杯で余力がないなと思っていました。
それでも、いわゆる制約のある中でやれることをずっとやってきていたとは思います。

制約というよりは、「選択」というイメージで捉えています。
たとえばわたしの場合は、
「乳幼児がいる」ということがこれまで一番の制約ポイントです。
やりたいこと(学びたいこと)があるとき、どうしたら赤ちゃんや小さな子がいてもできるか?とまず考えてみます。

①乳幼児連れでも行きやすい場所にしてもらう
②家に来てもらう
③オンラインにしてもらう
④預ける(家族や託児)
⑤大きくなるまで待つ

最近は①〜③で対応してもらえることが多く、とてもありがたかったです。

上の子たちの時は④「預ける」を選択しなければ本当にやりたいことはできないと思い込んでいたので、とても頑張って、預け場所を探し、準備をし、送り迎えをし…と今思えばよくやっていたなぁと思います。でも、あの時無理をしてでもやってみたからこそ、自分が本当は何を大切にしたいのかが見えてきたのだと思います。

そういった経験があるからこそ、今は、預けてまでやりたい!と思うことがほとんどないので、
⑤「大きくなるまで待つ」を選択することもよくあります。
それは諦めではなく、未来の楽しみにしておこうという感覚で、今は無理なくできることがわたしにとって大切なことです。

子どもと離れたり、遠くまで出かけて行って何かする選択はしないけれど、家に居ながらでも少しずつ世界を広げることができているという実感があります。
そういう部分が【vitality=生命力・成長力】があると言ってもらえたことに繋がるのかなと思います。

そして、制約と思うようなことがあるからこそ、いろいろ考えて試行錯誤することになるし、自分はどうしたいのかが明確になっていくのだなとも感じています。

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