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【育児中の睡眠不足】状況は変わらなくても捉え方次第で楽になった話

4番目の三女(現在2歳)が赤ちゃんの頃の話。
夜1時間半おきの授乳が続き、長く眠るようにどうにかしなければ…と思っていました。
巷では「ねんねトレーニング(ネントレ)」にまつわる情報がたくさん出ていて、ネントレを成功させることが育児の最新トレンドのように見えていました。

ネントレの本もちらりと読んだりしましたが、とてもわたしにはできそうにない…と思い、実践はできませんでした。できない(やろうとしない)わたしってだめなのかな…そう思ったり。
でもふと、ほんとにどうにかしなきゃいけないのかな?と思ったんです。

確かに、夜中1時間半で起こされるのはしんどい。長く眠れたらなーとは思う。
でも、「どうにかしなきゃだめだ」と思っていることの方がしんどいことに気付きました。

長く寝ないのは何か原因がある、何かが間違ってる、何かがだめなんだ、だから何か学んで直さないと…
と知らず知らず自分を追い詰めていました。


知識を得て行動に移せることは素晴らしいことだと思います。
でも今のわたしにはその余力がない。
何か原因はあるかもしれないけれど、今の生活を変えたり何かプラスすることの方が負荷がかかる。
長く寝ないことを「どうにかしようとしないこと」が、今のベストなんじゃないか。
とその時思ったのです。

「寝不足だからしんどい」も意外と思い込みで、こま切れ睡眠でもわたしの身体は意外と平気なんじゃないかなとも感じました。
実際元気でした。それは、この睡眠スタイルで賄えるエネルギー量の生活=無理しない・キャパオーバーしない生活をしていたからだと思います。

どんなに寝不足でも
この笑顔を見ると吹き飛んでしまう


⁡そして
よく眠る子がいい子
無駄泣きしない子がいい子
そういう子を育てている母親がいい母親
と思っていることにも気付きました。

⁡さらに、
そんなことない!!
そんなふうにジャッジするなんてだめだ!
とすぐさま否定する自分も出てきます。

⁡でも、そう思ったということを否定しなくてもいいよねとも思ったのです。

⁡「いい母親にならなければ」と肩に力が入ったっていいじゃん。
そう思っていながら、行動に移せなくてぐずぐずしてたっていいじゃん。
なんでもいいじゃない!
どんな自分でもいいんだよ!
と思ったんです。⁡

どんな状態の自分も否定せず、受け入れてみたら気持ちが楽になりました。
状況は変わっていないのに、「問題」だと思っていたことが「問題」ではなくなりました。


その後も夜間授乳は頻繁にしていましたが、2歳になってほとんど朝まで眠ってくれるようになった今、その当時のしんどさはあまり覚えていません。4人分やったのに、忘れてしまうものですね…笑


今現在、夜も眠れず赤ちゃんのお世話をしているお母さんたち。とてもとても大変だと思います。
未来の自分が「大丈夫だよ」と懐かしく見守ってくれていると想像してみると、少し温かな気持ちになれるような気がします。
ひっそりとエールを送ることしかできませんが、どんなあなたも完璧で美しいとお伝えしたいです。
過去のわたしにも。

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