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【ドラマ感想】海街チャチャチャ

スタジオドラゴンに対する私の信頼がアツすぎる。

「愛の不時着」に始まり、「mine」「ヴィンチェンツォ」「ザ・キング」「悪霊狩猟団カウンターズ」「スタートアップ」…韓国ドラマにハズレがないのか、スタジオドラゴンにハズレがないのか…。

「スタートアップ;夢の扉」にて私の「推し」だったハンチーム長が出てる〜と思い、見始める「海街チャチャチャ」。「スタートアップ」では「いい人」で終わってしまった室長が今回はかませ犬ではなさそうだ。笑

主役の女の子、どこかで見たことあるなあーと思ったら十数年前、第一次韓流ブーム(私の)の際に、「美しき日々」でイ・ビョンホンの妹役を演じていた美人さん!こんなに綺麗になって…と親戚のおばちゃんのような感慨深さで見始める。

あらすじ

ユンヘジンは雇われ歯科医師。ある日、院長と診療方針について喧嘩をし、そのまま病院を辞めてしまう。再就職も難しく行き詰まっていたある日、亡くなった母親との思い出の街、「コンジン」を訪れる。そこで、ハプニングに見舞われつつ、開業することを決意する。

キムソンホ演じるのは、ありとあらゆる資格を持ち、何でもできるが、何になるでもなく、最低賃金で働く「なんでも屋」ホン班長。汚れたジーンズにダボっとしたシャツにトイレのサンダル…ハンチーム長の面影は1ミクロもなさそうだ。でもヘジンが困った時にはどこからともなく、フラッと現れて、問題をささっと解決していってくれる。ヘジンには憎まれ口ばかり叩いているが、「コンジン」の港町では老若男女に優しく、頼れる存在。おばあちゃんを大切に大切に扱う姿には、ハンジピョンの姿が重なる。

ホン班長はどうやら、ヘジンに一目惚れをした様子。意地っ張りなヘジンとホン班長が今後どのように関係性を深めていくのかが楽しみ。

地方の描き方

いつもながら、韓国ドラマの地方の描き方がうまいなあ…と感心する。予算の関係もあってか、日本の民放ドラマで地方を扱うことは少ないように思う。
そんな中で都会の人と地方の感覚の落差など、日本人でも共感できることが多々ある。
ホン班長とヘジンの恋物語の傍で、その街に住む人たちの姿がイキイキと描かれるであろうことは想像に難くない。脇を固める人たちのリアリティ。愛らしさ。愛おしさ。親しみやすさ。
田舎暮らしの窮屈な面も、それを含めた地方の魅力として描かれ、また海辺の街の風景の美しさよ。描き方一つで、田舎の街もどれほど美しく見えることか。都会には都会の良さがあり、田舎には田舎の良さがある。

いつもながら感心するので、これもまた期待大。

そして脇役の人たちもまたどこかで見たことのある人たちばかり。「愛の不時着」の北朝鮮での取り巻きの一人だったお姉様や、「ヴィンチエンツオ」の憎めない弁護士事務所所長。「ザキング」の女官?だったおばあちゃま、などなど…今度はどんな顔を見せてくれるだろう、とこれもまた期待しながら見ている。

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「結婚作詞離婚作曲」がなかなか進まない中、もうすぐ「賢い医師生活」まで終わってしまう…新たな癒しを見つけるのに必死な私。「海街チャチャチャ」は癒しドラマとして私は期待している。






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