今回は韓国の食べ物「豚バラもやし炒め」について。
レシピも紹介します。

　豚バラ肉「サムギョプサル（삼겹살）」＋もやし「スクチュ（숙주）」＋炒めもの「ボックン（볶음）」からサムギョプサルの「サル（살）」を省略して「サムギョプスクチュボックン（삼겹숙주볶음）」。
　2020年6月5日に公開した「ドラマ『梨泰院クラス』にも登場！豚肉コチュジャン炒め」でも触れた「豚バラもやし炒め」のレシピを紹介します。

『梨泰院[イテウォン]クラス』の主人公セロイが経営するポチャ（居酒屋）「タンバム」の定番メニューとして登場する炒めもので、セロイと敵対する大手外食企業「長家」の会長がタンバムを訪れ、炒めものを頼んだときに出てきた料理です。威厳のある会長が黙々とたいらげる様子が不気味で、きっと美味しいけど認めたくないのだろうなと思わせるシーンでしたね。

　ナムルやスープなど、もやしは韓国料理で定番の食材です。この豚バラもやし炒めは、コチュジャン炒めと同じく、お酒にもごはんにもよく合う一品。お店ではおつまみとして大皿からみんなで食べますが、少量でも作れて簡単なので家庭でもよく作って食べます。私はにんにくチップを使いますが、もっと韓国の味を出したいときは、おろしにんにくをおすすめします。

「材料」２人前
豚バラ肉200g、もやし150g、玉ねぎ50g, にんにくチップ少々
[合わせソース]
（ソースの材料をボールに入れよく混ぜておきます）
ウスターソース大さじ１、醤油大さじ１、お砂糖大さじ１、塩少々、黒胡椒少々

1.　フライパンにサラダ油を入れ豚バラ肉を中火で焼きます。

2.　にんにくはスライスして先に弱火でこんがりと焼き、チップを作っておきます。
3．千切りした玉ねぎを入れて豚バラ肉と一緒に炒めます。

4.  もやしを加えます。

5.  合わせソースを入れて一気に炒めます。

6.  完成したらにんにくチップを添えます。
＊もやしは最後に入れ、歯応えが残る程度に軽く炒めます。
＊ウスターソースがない場合は、醤油大さじ2で作っても美味しいです。