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【2023年】ヨガの聖地・豪バイロンベイへ再訪記

コロナが落ち着き、3年半ぶりにバイロンベイへ行ってきました。

ムードたっぷりの海、現在進行形でお世話になっているバイロンヨガセンター、いつものヨガスタジオ、久々に再会する人たちなど大好きを詰め込んだ滞在となりました。

今回はそんなバイロンベイ再訪記をご紹介します。


何かが違う・・?バイロンベイの今


早朝ゴールドコースト空港に到着して、車で約1時間。バイロンベイの街に到着しました。

ご厚意でバイロンヨガセンターに宿泊する予定でしたが、やんちゃ盛りの3歳の娘も同伴していたので、今回はキッチン付きのAirbnbにチェックイン。
バイロンベイの中心地まで車で5分ほどのエリアです。

荷物を適当に置き、心を弾ませて早々に街に繰り出しました。
まず驚いたことが一つ。コロナの影響でそこにあったはずのお店が軒並みなくなり空き店舗が目立っていたこと。

代わりに、世界的にも有名なアパレルショップやヒップなトレンド真っ盛りなお店がオープンしていて街の一部分がガラッと都会的に変わっていました。

改装されたバイロンの台所Woolworthsには立派なエスカレーターまで(!)
え?エスカレーター?となるかもしれませんが、ほんの数年前までそれほどに近代的ではありませんでした。

(ちなみに、しっかり物価高も感じました。チップス1袋6ドルもしたっけ?その分出稼ぎと言われるほど時給もあがっているので、これから留学する方はご安心ください。)

バイロンベイらしく裸足で闊歩するリラックスしたローカルに混ざって、眩しいインスタグラマーのような人たちも以前に増して増えたような。

嬉しいような、寂しいような・・

そんな折、買い物中にレジのスタッフから

「ずいぶん街の雰囲気が変わったでしょう?」と話しかけられました。

たくさんの情報交換をさせてもらった後、そのスタッフが最後に言った言葉、

「でもね、バイロンの海のムードは相変わらず別格で最高よ」

・・その通り。

バイロンベイに到着して真っ先に向かった海。

どんな言葉で表したらいいだろう。
そこに立っただけで胸がいっぱいになったのは昔も今も同じ。

ただいま!と思わせてくれるそんな場所。

月日が経てば、街も人も当たり前に何かが変わる。
ずっと一緒なんてこともないし、はじめましてが増えて新旧が混ざってもこの街が醸し出すムードが好きでたまらないんだよなぁと

相変わらずバイロンの魅力に取りつかれてしまったのでした。

みんなのホーム 「バイロンヨガセンター」


コロナの影響で長らく留学生を受け入れることができなかったバイロンヨガセンターも少しずつコロナ前の活気を取り戻し、見慣れた日常がそこにあってホッとしました。

私自身も第二の実家に帰ってきたような、いつの間にか心から落ち着く場所になっていたことにも驚きました。

バイロンヨガセンター

魂が宿ってそうなヨガセンターの重鎮猫ジンジャーも相変わらず我がペースで、一番日当たりの良い場所を上手に見つけて日向ぼっこしていました。

国境も遮断され、人が国を行き来できなかった間、バイロンヨガセンターはオーストラリア国内からのリトリートゲストで賑わっていたようです。

※リトリートとは・・
数日間住み慣れた場所を離れて、観光等に重きを置かず、疲れた心や体をリフレッシュすることに重きを置いた滞在方法。

いつも当たり前にあった日常が非日常になった時、人が求めるのは心が休まる癒し。

そんな方々のネスト的な役割を担っていたようです。

オーナーのJohnも、おなじみのスタッフも笑顔で迎え入れてくれ、見慣れた顔に思わずこちらも笑みがこぼれます。

いつもは人見知りの娘も優しい空気を感じ取ったのか、靴を脱ぎ捨てズボンまで脱いで(なんで)、おむつ姿で施設内を元気いっぱいに走り回っていました。

あまり長くはいられませんでしたが、ヨガセンターのスタッフと一緒にインスタライブをしたり最新情報をキャッチアップしたりと濃密な時間を過ごしました。

毎食手作りのオーガニックランチも相変わらずおいしかった。

良い意味で街の変化を一切受けず、いつ行ってもピースフルな環境を醸し、多種多様な人々の受け皿になっているバイロンヨガセンターは希少な場所だなと改めて。

「じゃあ、またくるね、いってきまーす」と軽やかな気持ちでバイロンヨガセンターを後にしました。

オーナーのJohn
スタッフのKyokoさんRenataとインスタライブ中

いつものスタジオ、いつもの先生


滞在中は、時間が許す限りヨガをしました。

通い慣れたCreature Yogaというスタジオから徒歩圏内にAirbnbの宿を取っていたので、お馴染みのThalとバイロンヨガセンターのシニアTeacherであるBec先生を中心にほぼ毎日クラスへ出向きました。

オンラインで日本からクラスを受けていたのであまり間は空いてませんが、やっぱり五感をフル活用して受けるクラスはその場に行かないと得られないことが多いように思います。

先生、生徒、スタジオ全体から発する高まるエネルギー、匂い、空気、音。
行けなかった数年間、恋焦がれて仕方がなかった空間でした。

Creature YogaのオーナーであるThalの土曜日朝イチのクラスは、マット一枚分もひけないほどあっという間に満員になり、テラスにマットをひいて漏れてくる声の誘導だけでクラスを受ける生徒もいたほど。

老若男女問わず、生活の中にヨガがある。さすがヨガの聖地。

数年開けば、いつもの先生も自分も何かしら進化していて、それを消化する楽しみもありました。

私はこの数年の間に娘を産み、母になりました。
無意識の中でライフステージが大きく変わり、毎日圧倒的にリアリティを生きています。

空想や思い描くことはできても、毎日対峙するのは最も生き物らしい子ども。

そんな中で久々に受けたいつもの先生のクラスでは感じるものが大きく異なりました。

以前は響いていたきれいな言葉が素通りして、よりリアリティのある言葉にどうしても心が動かされる。

その変化に自分自身が一番驚きました。
目に見えない対象物よりも、そこにある泥くさい日常。
そんな今の私を取り巻く環境がこんなにも自分に変化をもたらしていたなんて。

新たなYoga Journeyが始まったんだなという感覚でした。
これだからヨガは面白いんだよなーと唸らずにはいられません。

改めてヨガは自分を写す鏡ということを身をもって体感でき、感謝と共にきてよかったと心から思うことができました。

突然の再会 Everywhere!


今回の滞在で特に嬉しかったのは、ご縁あってヨガ留学をサポートさせてもらった方々と街の至るところで再会できたこと。

宿から徒歩すぐのサーフショップで勤務中だったサーファーでありヨギーのNさん、旧友&その彼と一緒に行ったタイレストランでたまたまサーブしてくれた店員さんがヨガ留学中のNさん(めっちゃびっくりした!)、1年コースが始まる前に早々に前入りしてバイロン生活を満喫していたYさん、などなど。

今回時間の関係で会えなかったけれど、元気そうな様子がうかがえた方もたくさんいて、この仕事をやっててよかったなーとしみじみ思ったのでした。

みなさんが、元気に生き生きと生活している様子を見るのが単純に嬉しくて、私の喜びに繋がっています。

エイっと大きな一歩を踏み出して、自分で人生の舵取りをして、酸いも甘いも味わいながら自分の意思を叶えていく姿は眩しいくらいです。

自分の積み重ねてきたものを最大限に生かして、誰かの挑戦したいというサポートをこれからもコツコツ頑張っていこうと決意新たにしたのでした。

最後に


コロナが明けたら、最初に行く場所はバイロンベイとずっと決めていました。

2024年現在、すっかり日常に戻り海外の往来も当たり前になった今、次どこにいきたい?と問われたら答えはまたバイロンベイなんですよね。笑

なんでこんなにこの街が好きなんだろうと自分でも不思議で、何かに取りつかれているのか?とさえ思いますが、百聞は一見に如かず。是非一度訪れてみてください。

2024年(or 2025年)には、バイロンヨガセンターで数日間のリトリート(日本語)を主催する予定です。

バイロンベイの街やバイロンヨガセンター、そしてヨガの魅力を取りこぼすことなく伝わる企画にできたらと温めていますので、是非Stay tunedで!お願いします。

本記事が、みなさんにとって何か小さなきっかけになれば大変嬉しく思います。

Namaste!


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