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プレステ2の金八先生をやっとけばよかったと今さら思う

「会話デッキ」という単語を聞くからだ。
Vtuberのコラボ配信など見ておりますと、雑談が苦手だからあらかじめ「会話デッキ」を用意しておく、とか言っていた。

話の準備をしておいて、気まずくなったらひとつづつ出していくくことを、手持ちのカードを準備するみたいに表現する。

会話が苦手な人は手持ちカードが「天気」「体調」ぐらいのしょっぱいデッキだけど、あらかじめ相手の趣味を調べれば
「先週夢中で喋っていたアニメの続編について」
とか、強力なカードを用意できる。

カードに例えなくてもトーク番組などで当たり前にやられていたことで、話好きな人はその場のアドリブでいくらでもカードを生み出すことができる。

「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」
というゲームがある。
会話や選択肢を「カード」にまとめて、カードを切ることで生徒を導いていくらしい。

軽く調べたら、制作スタッフは「428」のイシイジロウ、
チュンソフトなのでドラクエ1~5、不思議のダンジョン、かまいたちの夜を手掛けた中村光一。
「猫の恩返し」に関わったスタッフがアニメを手掛けて、大勢の声優が参加して上戸彩の歌う主題歌も入って…もちろんリメイクされない。
評価は高くても「街」ほどカルトな人気はなかったのと、完全版じゃないほうのパッケージがひどくて、当時の少年が大枚はたいて買うにはなかなか勇気がいるシロモノだった。

ファミ通の広告を見て「なんかあるなあ・・・」と思いながら結局正体不明のまま記憶の片隅に引っ掛かって、なにかのはずみで
「あ、そんなのあった気がする」
と思い出すものが、ゲーム以外でもたくさんあるけど、ゲームはとくに遊ぶ環境を選ぶ。


読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。