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みなもをロスしなかった

脳や睡眠はともかく、みなも(10歳半で月に還ったうさぎ)を失ったあと、私の気持ちの面ではどういう変化があったのかを書いておきます。

私はずっとみなもを思い出せないでいましたが、

『みなもがいた気配すら感じない』

ということでした。

私は結構敏感なので、みなもがしんじゃったあとも『気配を感じる!』みたいなことを期待したのに、それもさっぱり。
それは一体何でだろうと考えていて、ひとつ思い当たることがありました。

私はみなもの命が終わろうとしているとき、みなもに言いました。

「もう頑張らないでいいよ。みなもに私の愛を全部あげるから、それを持って上に上がりな。神様に『私はうさぎに生まれたけど、人間にこんなに愛をもらったんだよ』って言っておいで」

それで私はその時持っている愛を全部全部みなもにあげました。
みなもは私の言った通り、まっすぐ神様目指して上がったのだと思います。

みなもにその時持っている愛を全部あげたけれど…私の愛はゼロになったかというと、そんなことはないと思うのです。
今もみなもや家族や友達や、それ以外の人に対して、人や動物以外のものにも愛はたくさんあると思います。
あげてしまって失ったはずなのに、失ってなかった。

みなもは?
みなもを失った?
と考えると、そんなことはないのでした。

みなもは私が差し出した愛以上の愛を置いていってくれたように思っています。

写真は、スリッパにはいろうとしている子供の頃のみなもです。
私は家ではスリッパをはく習慣があったのですが、みなもがすぐにかじってしまうので、100均のスリッパになり、そのうちはかなくなりました。

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