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台湾ドラマ版『模倣犯』(Netflix)

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宮部みゆき『模倣犯』が台湾でドラマ化される! 

 最初にこのニュースを見た時には、正直、「ええ? 今、『模倣犯』をドラマ化するんだ?」と思ってしまいました。

『模倣犯』が単行本として出版されたのは2001年のこと。

 なんと、もう22年も前のことなんですよね!

 一時期、かなり宮部みゆき作品にはまっていたわたしですが、この作品は未読なんです。

 それは2002年の映画版(中居正広主演)が、なんというか……非常に残念な感じだったからなんですよね。

 わたしの場合、原作とその映像化作品があったら、先に映像化作品の方を見て、面白かったら原作を読むというパターンが多いです。

『模倣犯』映画版を見て、「ふにゃ~」となってしまった結果、原作を読もうという気にならなかったのです……。

 そのまま現在に至るわけですが、今回台湾でドラマ化のニュースを聞き、前述のように「今、『模倣犯』なの?」とびっくりすると同時に、吳慷仁(ウー・カンレン)柯佳嬿(アリス・クー)という、台湾を代表する実力派俳優のお二人が主演ということで、「これは期待できるかも」と思ったのでした。

 この台湾ドラマ版『模倣犯』は、宮部みゆきさんの原作を1990年代の台湾に移し替えて描いています。

 わたしは第一話をさっき観終わったところなのですが、非常に緊迫感のあるサスペンスシーンの連続で、たちまち引き込まれました。

 これは大当たりかも……という予感がひしひし……です。

 予告編(日本語字幕付き)はこちら。↓

 更に、なんと主演の吳慷仁(ウー・カンレン)さんが原作者の宮部みゆきさんにインタビューするという「『模仿犯』電撃訪問: ウー・カンレン、宮部みゆきに会う」(日本語字幕付き)も配信されています。↓【宮部みゆきさんご本人が登場するのは「3:12」あたりから】

 台湾ドラマ版『模倣犯』は昨日――3月31日からNetflixで独占配信されています。

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