『楽園』6~悲しくて優しい物語~

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 ノアエディション(フリーペーパー社)に雇われている前畑滋子の元に、中年女性・敏子が訪ねてくる。敏子には夫はおらず、40歳を過ぎてから産んだ一人息子・等を事故で失ったばかりだった。敏子は等には超能力があったのではないかと思っており、滋子に捜査を依頼に来たのだ。
 等が生前に描き残した絵には不思議なものがあり、それがサイコメトラー能力のなせるものではないかというのだ。
 滋子はこれを

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『楽園』5~悲しくて優しい物語~

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 ノアエディション(フリーペーパー社)に雇われている前畑滋子の元に、中年女性・敏子が訪ねてくる。敏子には夫はおらず、40歳を過ぎてから産んだ一人息子・等を事故で失ったばかりだった。敏子は等には超能力があったのではないかと思っており、滋子に捜査を依頼に来たのだ。
 等が生前に描き残した絵には不思議なものがあり、それがサイコメトラー能力のなせるものではないかというのだ。
 滋子はこれを

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ナナヨンの日

今日は74の日らしいのでナナヨンの写真をアップいたします!

 本邦初、完全密室の74式戦車内で死体が見つかるミリタリー捜査サスペンス小説があるらしいっすよ!

 ちなみに『赤い白球』には坂本という主計少尉が少しだけですが出てきます。
 実は『七四』の主人公である坂本孝浩の祖父なのです。
 
『七四』は『このミス』大賞受賞作『深山の桜』に続く受賞第一作です。
 
 植木シリーズの第二弾となりますが

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ありがとうございます! 濃緑色の衛生科 戦場での患者の治療は任せろ!
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【読書】我らが隣人の犯罪

おはようございます。
のえるです。

連日の梅雨といろいろな変化で
だいぶ気持ちがネガティブになっているので
大好きな本の話をします。

明るい気持ちになれる宮部みゆき作品

宮部みゆきさんといえば
ご存じの方は多いでしょう。
メインは社会はミステリーですが
ご本人がゲーム好きでも有名なので
ファンタジーもとてもステキです。

メディア化も多いですが
一番有名なのは
元SMAPの中居さんが出ていた

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ありがとうございます!よかったら感想も聞かせてくださいね☆
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『楽園』4~悲しくて優しい物語~

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 ノアエディション(フリーペーパー社)に雇われている前畑滋子の元に、中年女性・敏子が訪ねてくる。敏子には夫はおらず、40歳を過ぎてから産んだ一人息子・等を事故で失ったばかりだった。敏子は等には超能力があったのではないかと思っており、滋子に捜査を依頼に来たのだ。
 等が生前に描き残した絵には不思議なものがあり、それがサイコメトラー能力のなせるものではないかというのだ。
 滋子はこれを

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感想:誰か(宮部みゆき)

今日は久しぶりに読書の感想を書きたいと思います。

読んだ本は、宮部みゆきの「誰か」です。

宮部みゆきの本の中でシリーズ的に出てくる、今多コンツェルンの広報室で働く杉村三郎が出くわすミステリー。これはシリーズ第1作目。

庶民的な生活をしていた普通の人だったのに、ひょんなことから大金持ちの娘と結婚することになって、逆玉の輿を達成した人が主人公杉村三郎、という設定。

そのコンツェルンの会長の運転

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意識高い系女子、意識高い系男子

064-069/130
ソロモンの偽証
宮部みゆき
新潮社/新潮文庫

●とにかく超大作です

2018年から2019年の年末年始に読んだのですが、今年の2020年への年またぎにはうってつけの超大作と今から伝えておきます。

 古本屋で安値で販売をされていたので購入し再読。もうかれこれ3回目で内容はほぼ頭に入っているのだが、これだけボリューミーな作品を読むだけで、「年末年始によく頑張ったね」と自分

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『楽園』3~悲しくて優しい物語~

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 ノアエディション(フリーペーパー社)に雇われている前畑滋子の元に、中年女性・敏子が訪ねてくる。敏子には夫はおらず、40歳を過ぎてから産んだ一人息子・等を事故で失ったばかりだった。敏子は等には超能力があったのではないかと思っており、滋子に捜査を依頼に来たのだ。
 等が生前に描き残した絵には不思議なものがあり、それがサイコメトラー能力のなせるものではないかというのだ。
 滋子はこれを

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『楽園』2~悲しくて優しい物語~

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 ノアエディション(フリーペーパー社)に雇われている前畑滋子の元に、中年女性・敏子が訪ねてくる。敏子には夫はおらず、40歳を過ぎてから産んだ一人息子・等を事故で失ったばかりだった。敏子は等には超能力があったのではないかと思っており、滋子に捜査を依頼に来たのだ。
 等が生前に描き残した絵には不思議なものがあり、それがサイコメトラー能力のなせるものではないかというのだ。
 滋子はこ

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宮部みゆき『模倣犯』の感想と後悔

◆宮部みゆき『模倣犯』
 人が見ている真実は、その見方は、誰かから与えられたものの『模倣』なのか?それが嫌なら、自分の目で見て考えなければならない。大衆などというお仕着せの存在はありはしない。一人ひとりいいとこと悪いとこをもって生きている。……というテーマの作品。
 『街』から影響を受けているという話を聞いた気がする。複数の主人公によるザッピングめいたシステムはそこからか?各人の見ている『真実』は

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