見出し画像

修行中デザイナーの失敗談#1 「やり直しのループにハマる」

【問題】 ワイヤーフレームを作ってるのに何度もやり直す羽目になる。

ラフを書いて、ワイヤーフレームを作って、カンプを作る。

なにをデザインするにも必要な大切な工程ですよね。

いきなりIllustratorやPhotoshopから手をつけて作っていくと、やり直しコストが大きくなるからラフの段階から丁寧に形にしていく。


こんなの当たり前のことだし、自分もその順番を守れていると思っていました。

でもその順番を守っているのに、なぜかうまくいかない。
カンプの手前になってやっと「あれ、なんか違う...?」って気が付いて、何度も作り直す羽目になる。そんな経験ありませんか?

私はよくあります。むしろ、その経験ばかりです。

これって一度ハマると1人ではなかなか抜け出せないんですよね。


【原因】 ラフがラフになっていない

原因はこれでした。
そもそも、ラフがラフになっていない。

私は手書きで書くと移動させることができなくて逆に工数が増えてたり、webの場合は実際のサイズと違う分、ワイヤーフレームに書き起こしたときに「あれ、サイズ感なんか違う...」ってなるのがいやで手書きは極力やらないでいました。代わりに、IllustratorやXDで簡単にワイヤーフレームを作るようにしていました。

その方法を取っているデザイナーさんもいると思いますので、この方法が一概に悪いというわけではありません。

私の場合は、簡単にワイヤーフレームを作っている気になって、どんどん細かい部分に手を出してしまう。ここがやり直しのループにハマる原因です。

まだレイアウトを決める段階が終わっていないのに、要素の強弱をつけ始めたり、色をつけ始めたりしてしまう。

そんなことをしていたら、一番土台の部分であるレイアウトの部分が不安定で、後からのせた文字や色がすぐに崩れてしまいます。


頭ではわかっているのにできない?

「頭ではわかっているはずなにの、なんでそんなことをしていたんだろう...?」

振り返ってみると、早く完成形態に会いたくて気持ちが急いでしまっていたんだと思います。
待て!ができない犬みたいに。

そんな気持ちはいいデザインに繋がりませんし、ただの自己満です。


【結論】 一歩一歩。確実に丁寧にやる

すごいデザイナーさんなら、サッと作れるかもしれないけど、私はそうじゃない。

だからこそ、一つ一つの工程を丁寧に進んでいくしか、やり直しのループに入らないようにする方法はありません。

ループに入っている感覚があれば、そのときにちゃんと立ち止まって振り返る。

急がず、焦らず丁寧に確実に。(でも素早く)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?