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【見習い日記⑥】 段取り悪いヤツは嫌いなんよの話

ボクは「段取り」の悪いヤツが嫌いだ。

仕事をするうえで大切なこと…ズバリ「段取り」である。ここで言う「段取り」とは計画や準備、確認、心構えなどだ。

また、それらを部下に促し指示することも「段取り」に含まれる。

「段取り」をしっかりすることで作業効率や生産性が格段に上がるのだ。

今日は「段取り」が言いたいだけの回です。あしからず。

少し例を挙げてみよう。

備品を取りに倉庫に向かった際、着いてから気付く。「手で持ち運べないやん」と。この場合、台車を持って行くように段取りをしなかった為、無意味に往復しなくてはならなくなった。倉庫までの導線上に台車やキャリー等を設置するように改善しなければならない。

台車は厳密に言えば道交法上「軽車両」であるが、手押し台車やベビーカー、ショッピングカート等は歩行者扱いである。これ豆な。


他にも、とある作業をしている最中、別の仕事が舞い込み、いったん手を止めて対応した。その結果これまでの作業が振り出しに戻ってしまった。これはボクがしっかりと優先順位を段取りしなかった為だ。時間や期日をしっかりと明記するように改善しなければならない。

仕事において「段取り悪すぎ」「ちょっと考えれば分かるやん」はNGワードである。真に段取りが悪い、もしくは段取りを悪くさせているのは管理監督を行う側の責任かもしれないからだ。

要するにボクが言いたいのはこうだ。

とにかく段取り悪いヤツが嫌いなので、普段言えない直接的な言葉を声を大にして言いたい、この場でスッキリしたいというわけだ。

もうすでに前フリが長すぎて段取りが悪くなってしまったが、そこは汲み取ってほしい。この見習い日記は皆さんのご協力のもとに成り立っている。

それでは時間も無いのでさっさと済ませたい。それではヒアウィーゴー!!

こういう事案に遭遇したことがある。

本部からメールで送られてきた資料。納品数や原価などが写真とともに事細かに書いてある。印刷して1つずつチェックをしなければならないのだが、添付文書をそのまま印刷してはいけない。無意味にページ番号だけが書かれた用紙や合計欄だけ次のページにはみ出たA4用紙が幾枚も印刷されてしまう。

「段取りが悪すぎる!」
「何ページ印刷するのだ!」
「ページ設定するという概念は無いのか?」
「EXCELの印刷プレビューは信じるな!」

重要な報告書の時にかぎって掛線消えてるの何でなん?


また別の日には、

サービスエリアでソフトクリームを食べていたが、いざコーンの部分に差し掛かったところで事件は起きた。なんとコーンに巻いてある紙の部分まで食べてしまっていたのだ。慌ててその巻紙を爪で剥がそうとしたが、中々剥がすことができないでいた。

「段取りが悪すぎる!」
「ソフトクリーム初見なん?」
「コーンに行く前に紙は剥がしとけや!」
「そもそも爪切るタイミングも悪いやん!」


日本一美味いソフトクリームはこちらです。


また別の日には

いつもの定食屋で唐揚げ定食を食べ終わってぼんやり外を眺めていた刹那、漬物(その日はキムチ)の小鉢が目に入った。

「段取りが悪すぎる!」
「最後に白飯と漬物で口をリセットするつもりだったはずじゃ?」
「湯呑みにはもうお茶は入っとらんけんね!」
「後味がずっとキムチになるのはヤバいて!」


もうお気付きであろう。そう、段取りが悪いのはボクなのだ。今まで話した事案は全てボクのことなのだ。

セルフのガソリンスタンドでノズルを握ったあとに給油口の蓋が開いていない、盆栽の植え替えで根を捌いたあとで鉢底ネットが無いことに気付く、お風呂からあがったあとすぐ便意を催す。…キリがない。なぜこんなにも段取りが悪いのか。自己嫌悪に陥る。我ながら不甲斐ない。忸怩たる思いである。

今ボクの話を聞いている皆さんの反応


しかしこうも考えられるのではないだろうか。

柔軟性があり何事にも臨機応変に対応できる、と。

何事もポジティブに考えなければならない。ポジティブ日本代表の松岡修造氏もネガティブを吸ってポジティブを吐き出す呼吸法を行っているとかいないとか。それを真似ることでこれらの凡ミスが糧となりボクの「段取り」へと昇華していくはずなのだ。いつの日かボクは「段取り_Lv100」になることをここに誓う。段取り王にオレはなる!


今日もマジでくだらない話に付き合ってくれてありがとう。皆さんの「段取り」が狂ってしまっているのを感じながら今日はこの辺にしておく。それではまた段取りします!

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